おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 さあ、G1シリーズがいよいよ開幕です。 好調を続ける『DEX指数』をはじめ、今開催から公開している『穴道専科』指定馬も好配当連発!! その威力をあなたも体験してみませんか? 無料メルマガ予想でも全場のメインレース、厳選1鞍、『穴道専科』1鞍を公開しておりますが、全場全レース情報取り放題の有料会員様も募集中です。 毎週木曜日は週末の重賞レースの有力馬情報・データ解析をお届けする日です。 8時(今号) シリウスS 有力馬情報+データ解析 10時 スプリンターズS 有力馬情報 12時 スプリンターズS データ解析 の順で配信いたします。 ご参考になれば幸いです。 ☆9月29日(土) 第4回阪神第8日11R 第16回シリウスS(G3) ダ2000m ハンデ 【レース概要】 01年から初秋の阪神開催に移設されたのち、06年の代替開催を経て、阪神・ダート2000mに条件が変更されたのは07年。 直線に坂のある阪神コースでありながら、勝ち馬の上がり3Fタイムがすべて36秒台という点。 要求されるのは持久力よりも瞬発力なのがシリウスSの1番のポイント? 【有力馬情報】 ◎ナイスミーチュー 約4か月の休み明けで臨んだ前走・宮崎Sは、道中中団でうまく折り合って脚を溜め、直線半ばから一気に抜け出した。 近5戦でメンバー中最速の上がり3Fタイムを4回マークしており、瞬発力勝負は望むところ。 3歳時のセントライト記念以来となる重賞挑戦で、ダート重賞は初めてだが、ハンデ戦ならチャンスは十分。 20日の1週前追切りは、坂路で4Fから53.7−39.9−26.8−14.0と平凡な時計だったが、休み明けをひと叩きされて、馬体はさらに良化している。 ◎ヤマニンキングリー 昨年の覇者。 昨年同様に瞬発力勝負の展開になれば、チャンスは十分あるはず。 今年は、フェブラリーSで9着に敗退後休養。 約6か月ぶりの実戦となった前走のエルムSをひと叩き。 スッと好位を取れたものの、他馬にこられて位置取りが悪くなり、外へ出そうとして4角で被せられ、落鉄もしてしまった。 チグハグになってしまったが、半年ぶりを思えばレースぶりは悪くなかった。 21日に行われた1週前追い切りは、併せ馬で長めから追い切る意欲的な内容。 動きもなかなか鋭く、今週のひと追いで、ほぼ出走態勢は整う。 昨年制した舞台。条件に不足はない。1週前追い切りでも好時計をマーク。今度は粘りが違うはず。 ◎グレープブランデー 休み明け3走目となった前走の阿蘇Sで1年1か月ぶりの勝利。 まだ本調子にはひと息という気配だった。 今回は中6週のローテーションで臨むが、この中間は坂路で17日に4F54.2、20日の1週前追い切りは4F52.4秒をマーク。 馬体の張りはかなり良くなっている印象で、前走よりもさらにいい状態で出走してくるのは間違いない。 追い切りは常にしっかりと動くタイプだけに、直前の追い切りの動きにも注目。 昨年の交流・JDダービーの勝ち馬。 距離もコースも問題ない。 鍵はハンデになるが、500kgを超す大型馬。 多少なら重くても。 ○グラッツィア 前走・KBC杯をメンバー中最速となる上がり3F36.1秒の末脚を発揮しクビ差で制した。 瞬発力勝負が得意なタイプ。 ここ3戦連続で、出走馬中最速の上がりタイムをマークし、1、4、1着と好成績を収めている。 20日の1週前追切りは、6F・81秒台をマーク。 ラスト1Fが13.3秒と終いは平凡な動きだったが、最近は調教ではあまり走らなくなってきている。 併走馬にも遅れたが、あまり気にしなくてもいいのでは? ○メイショウタメトモ 今年初戦のマーチSで16番人気の低評価を覆してクビ差の2着と好走した。 約5か月の休み明けで臨んだ前走のJpn2・ブリーダーズゴールドCをひと叩きしてここに挑む。 北海道遠征から帰厩したあとは、坂路を中心にしっかりとした乗り込みを消化。 20日の1週前追切りは、4Fから54.8−40.1−26.6−13.6とタイムは平凡だったが、動きそのものは悪くない。 実戦を使われた上積みが見込める今回、好勝負は必至。 オープン昇級後、(0.4.3.2)。 崩れたのはマイル戦と、発馬で躓いて流れに乗れなかった3走前と敗因は明らか。 2000mで本来の先行策を取れればまず崩れない。 ○インバルコ 通算成績が33戦8勝。 昨年は、平安S・2着、マーチSとダイオライト記念(船橋)でともに3着。 前走・阿蘇Sでは、メンバー中最速となる上がり3F35.6秒の末脚を発揮し、勝ち馬のグレープブランデーから0.3秒差の3着まで追い上げている。 58kg背負ってのものだし、大トビでズブさもあるので決して小回り向きではない馬。 距離延長も広いコースに替わるのもプラス。 20日の1週前追い切りは6Fの長めから併せ馬を敢行し、5F69.3−3F40.2−1F12.9秒をマーク。 調教でも仕掛けてから反応は鈍いが、直線で一旦前に出た併走馬を差し返そうしたゴール前は目を引く。 外でスムーズに運べれば。 ○デスペラード 格上挑戦となるが、実績馬とのハンデ差を活かして瞬発力勝負に持ち込めば、ここに入っても引けは取らない。 前走・宮崎Sは、約3か月の休み明けが響き、後方待機から勝負どころで早めに追い上げるも、直線で伸びを欠いた。 1番人気の支持に応えることができず、勝ち馬から1.8秒も離され10着に大敗。 20日の1週前追い切りでは、シャープな伸び脚。 ひと叩きされた効果が感じられる動きで、大きな変わり身を期待。 ○メイショウエバモア 前走のオークランドRCTを制し、3歳春以来となるオープン復帰。 勝負どころで先頭集団の2頭が内と外から競りかけてくる厳しい展開になった。 直線半ばで抜け出して外から急追してきたバトードールをクビ差抑えた。 阪神・ダートは、5勝中3勝を挙げている好相性の舞台。 前走勝利の勢いに乗って、上位進出を目指す。 ○フサイチセブン 今回が1年ぶりの実戦で長期休養明けを克服できるかどうかがポイント。 潜在能力の高さはこのメンバーの中でも上位。 10年のダイオライト記念の覇者で、同年のアンタレスSと昨年のシリウスSでともに3着に入っている。 また、10年1月の雅Sでは、5か月半の休み明けを克服して6馬身差の楽勝。 久々の実戦でも能力を発揮できるタイプだけに侮れない。 ○マイネルアワグラス 昨年暮れの復帰以降、ダートの長丁場では安定した着順。 佐賀記念でも勝ち馬から0.2秒と僅差、前走も見せ場があった。 もう8歳だが、まだ衰えは感じられない。 阪神2000mは(1.0.1.3)の得意コースで、勝ち星は08年のこのレース。 条件に不足はなく鉄砲も利く。 帰厩後の動きも悪くない。 ○タガノロックオン 昇級戦だった昨年のここで4着。 結果が出なかったが、休養を挟んだ次走でオープン勝ち。 大型だが鉄砲が利くし、しっかり乗り込んで仕上がりも悪くない。 1800m・1分49秒5の速い持ち時計はあるが、一線級での時計勝負だと分が悪い。 乾いた馬場で少し時計がかかれば。 ○マカニビスティー 重賞で何度も上位争いしてきた馬。 3走前は勝ち馬には1.1秒離されたが、後方で動くに動けない形になったのが応えた。 距離が長ければ芝、ダートを問わないし、ダートなら2000mあれば力は出せる。 前走は5カ月ぶりで太目。 叩いて中3週なら上積みは大きそう。 【データ解析】 ◎ハンデは? 過去5年で見ると、07年から09年はハンデ53〜54kgの馬が優勝し、10年と11年の勝ち馬はともに56kgだった。 53〜54.5kg組が勝率で15.8%をマークしトップとなっているが、2〜3着は0回。 55〜56.5kg組と57kg以上組は連対率と3着内率で数値を伸ばし、53〜54.5kg組を逆転している。 ◎前走は? 前走でダートの1600万下に出走していた馬が、優勝馬4頭を送り出し、44.4%と高い勝率をマーク。 また、ダートのオープン特別出走組は勝利馬ゼロ。 芝のJRA重賞出走組は勝利馬1頭で勝率14.3%。 芝のオープン特別出走組も該当馬2頭のうち1頭が3着に入っている。 データからは、前走が「条件クラスのレース」や「芝のレース」だったグループの軽視は禁物。 ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ Mail derbyexp@docomo.ne.jp (c)デックス