この時間は日曜新潟・新潟2歳Sの解析です。 ☆8月26日(日) 第3回新潟第5日11R 第32回新潟2歳S(G3) 芝外1600m 【有力馬情報】 ◎メイショウオオゼキ デビュー前の追い切りで古馬に先着。 追って味があるタイプだが、実戦では予想以上に素軽く、余力残しで押し切った。 新潟1600mで勝っているのは強みだし完成度が上。 中4週でレース間もちょうどいい。 ◎エフティチャーミー 1000mで勝ったが一挙に距離が延びたダリア賞で2着。 後手に回りながらいい伸びを見せた。 あと1Fは問題ないだろう。 姉カシマフラワーは函館2歳S3着。 早くから活躍が期待できる血筋。 ◎トーセンレディ ブリーズアップセール出身で3回東京の早いデビュー。 結果レース間が開くことになったが、中間、長目を追い切られ、調教量に不満はない。 新馬の1600m通過が1分41秒9。 間違いなく一変するであろう流れに対応できるかどうかが鍵。 ◎カラフルブラッサム 小回りの小倉で出遅れながら差し切った。 新潟外回りの長い直線が向きそう。 オープン馬の兄ピイラニハイウェイとはタイプが違うようだが、高い能力は疑いようがない。 ◎サウンドリアーナ 掛かるのを嫌って後方からの競馬になったが、キッチリ差し切った。 勝負強さを感じるし、新潟外回りの長い直線はプラスだろう。 ◎タガノラルフ 2戦目をハナ差勝ち。 前走中京2歳Sの2着争いでも渋太さを発揮した。 スペシャルウィーク産駒だし、レースぶりからも距離延長は好材料に。 ◎ロードシュプリーム 2戦目勝ちだが、1分34秒9の勝ち時計が優秀。 新馬戦とは一変した逃げの手に出て、勝ちっぷりも強かった。 まだ良くなる余地がある。 【データ解析】 ◎人気は? 新潟2歳Sの過去10年の単勝オッズをみると、単勝オッズ3.9倍以下に支持された12頭のうち11頭が3着以内に入っている。 単勝オッズ2.9倍以下・3.0〜3.9倍組がすべてのカテゴリーで高い数値を示し、人気馬が堅実な成績を残している。 単勝オッズ3.9倍以下の上位人気馬をチェックしてみよう。 ◎前走は? 前走の距離別に分析してみると、勝ち馬はすべて前走1400m・1600m組から出ている。 好走率もすべてのカテゴリーで1、2番手となっていた。 それに対し、前走から距離短縮で臨んだ馬は3着に2頭が入ったのみ。 前走から400m以上の距離延長となった馬も、3着以内に入ったのが3頭のみと苦戦している。 ◎枠順は? 過去10年、1・2枠から勝ち馬が出ておらず、勝率では4・5枠が高い数値を示していた。 また、6枠は3着内率でトップ、7・8枠からは計3頭の勝ち馬が出ているなど、総じて外枠の方が優勢という傾向が見てとれる。 ◎デビュー時期は? 過去10年では、7月20日以前に芝1400m以下のレースでデビューし、2着以内に入るという戦歴をもつ馬が、05年と06年を除いて毎年連対している。 デビューして間もない2歳馬による重賞だけに、早めにデビューした方がローテーション的に有利になるのかもしれない。 今年は昨年までより一週間早く行われるため、デビュー時期をファクターのひとつとして注目する手はあるだろう。 ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ Mail derbyexp@docomo.ne.jp (c)デックス