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2012年07月10日 21時15分 発行
ジャパンダートダービー(大井)
■2012年7月11日 
ジャパンダートダービー(大井) 

砂では負けなしハタノヴァンクール

全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬 

【中央所属馬の評価】
大外ハタノヴァンクールはダート4戦4勝。伏竜S→端午Sと3歳ダートの登竜門を強靭な末脚で勝ち抜いてきた。不器用さは残るがスケールに魅力。大井2000m向きだろう。
 
ユニコーンSの覇者ストローハットは古馬オープンレベルのタイム1分36秒5で快勝。スタートの出遅れで道中10番手を、いともアッサリと克服した。良血らしいキレとセンス。臨戦過程は万全。
 
初ダートとなるトリップ。弥生賞2着、皐月賞12着も勝ち馬から1秒1差、そして日本ダービー0.5秒差7着は絶対能力の高さ。父はクロフネ、母は2002年のクイーン賞に勝ち、TCK女王盃、エンプレス杯2着のビーポジティヴで血統的適性は十分。自在に。
 
オースミイチバンはデビュー5戦目で初勝利の遅咲きだが、今春の兵庫チャンピオンシップを完勝。前走のユニコーンSも出遅れを別格の末脚で連対した。大井2000m向きのパワー型。計算できる。
 
フリートストリートはデビューから一貫してダート3戦3勝。流れなりのレースぶりでパワーとセンスを備える。ひと息入れてJpn1は厳しいが、勝負強さに注目。
 
ホッコータルマエの端午S3着はクビ+ハナ差、加えて前走古馬1000万で完勝だから勢いある。好位をキープしてきっちり伸びる安定感。タフに使えるのは強み。

【地方所属馬の評価】
東京ダービー馬プレティオラスは、羽田盃、東京ダービーとも大外一気。1頭別格の爆発力をみせた。絶頂期にはもうひと押しが効きそうな血統だけに、今回も直線勝負に期待したい。
 
大外まくりで羽田盃を制したアートサハラは、過去10年で4番手のタイムなら時計的にも合格。父マンハッタンカフェは昨年のジャパンダートダービー馬グレープブランデーを輩出。地の利も含めて脈はある。ここも流れに乗って。
 
マイネルセグメントの前走東海ダービーは激戦を競り勝ったが、時計的には例年のレベルを超えておらず、スピード負けの懸念も。入着が目標か。
 
アルドラは6勝全てが金沢。浦和の桜花賞は7着、東海ダービー5着が現時点での限界か。血統的にも大井2000mは疑問が残る。
 
ロニーフロラシオンは3歳条件馬。苦戦だろう。

【解説者の予想】
全体的にJRA優勢のメンバー構成。その中で大井2000mでの末脚に期待できそうなハタノヴァンクール。ダート4戦4勝。抜群の勝負強さをみせた伏竜S→端午Sは秀悦だった。距離延長は歓迎だろう。
 
ユニコーンSに勝ってダート連勝中のストローハットが対抗評価も、どちらかと言えばマイラーか。鞍上内田博幸騎手だけに油断できないし、流れひとつで逆転可能。
 
初ダートでこの顔ぶれは楽観できないが、芝のクラシック路線の王道を歩んできたトリップの能力は侮れない。
 
ユニコーンSは負けて強しだったオースミイチバンもあの末脚は軽視できない。フリートストリートは4ヵ月半振りの競馬がJpn1というのがどうか。追い込み型多く、逆に前々で渋太さ生かせればホッコータルマエも。

11◎ハタノヴァンクール
9○ストローハット
7▲トリップ
10△オースミイチバン
4△フリートストリート
3△ホッコータルマエ

馬単
11=9
11=7
11=10
9=7
11→4
11→3

(日刊競馬より抜粋)


          
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