おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 いよいよ優駿牝馬『オークス』がやってきました。 混戦模様の中、最初にゴール版を駆け抜ける馬は? どの馬に『樫の女王』戴冠の栄誉が与えられるのでしょうか? 当日はもちろん、いつもの通り全場全メインレース、メルマガ無料予想で情報を配信いたします。 木曜日ですので、いつもの通りこの『オークス』を含め、今週もうひとつ行われる『東海S』の有力馬情報とデータ解析をお届けいたしましょう。 G1でも『オークス』は特別! 次週の『東京優駿(日本ダービー)』と共に、【データ解析】はワイド版となりますので、今週は 8時 京都 東海S 10時 東京 オークス【有力馬情報】 12時 東京 オークス【データ解析】 の順で情報配信いたします。 ご参考になれば幸いです。 ============= ☆5/19(土) 第3回京都第9日11R 第29回東海S(G2) ダ1900m 別定 【有力馬情報】 ◎ワンダーアキュート 昨秋復帰戦を叩いたあと、G1で2、2、3着。 どこに入っても能力上位。 長距離輸送を挟むと馬体が減る傾向にあって、東京大賞典も前走のダイオライト記念も前走比10kg減。 それで大きく負けなかったあたりは地力だが、輸送距離は短いに越したことはない。 京都に替わるのは間違いなくプラス。 2カ月ぶりだが、その影響はない。 ◎ゴルトブリッツ 前走でアンタレスS連覇、重賞3勝目を挙げた。 前走こそ勝負どころで手応えが怪しくなっていたが、それ以前は、2・3番手で運んで上がり3Fは概ね35秒台。 後続は手も足も出なくなる。 1700mで1分42秒0、1800mで1分48秒1という持ち時計を見ても、時計の速くなりがちな京都はプラス。 1kg減の斤量も大きな魅力。 ◎ニホンピロアワーズ 前走はゴルトブリッツから0.6秒差。 勝負どころで被せられて気難しさを出したのが応えたようだ。 斤量58kgを背負い、高速決着のなか中団から馬群の外を早目に進出してのもの。 負けて尚強しといえる内容。 京都は4着以下のないコース。 距離も守備範囲。 ◎ミラクルレジェンド 中央・交流合わせて重賞で5勝の実力馬。 昨年のJCDも、2着のワンダーアキュートからは僅かに0.2秒差。 互角かそれ以上の力を備えている。 そのJCDでワンダーと2kgあった斤量差が、今度は3kg。 時計勝負も望むところだし、逆転の目は十分にある。 船橋遠征後の中5週だが、前走が久々。 反動より上積みを見込める。 ◎ヒラボクキング 平安Sで重賞初勝利。 前に目標を置いて、平均的に速い流れに乗れれば最後まで渋太い。 前走はその形で、負かした相手もエスポワールシチーなのだから、地力強化は明らかだ。 予定していたアンタレスSを回避しての臨戦になるが、動きも悪くないし、力を出せる態勢にはありそう。 ◎バーディバーディ 前走はマイル戦。 2着8は時計差なしだから、5着でも着順の印象ほど悪い成績ではない。 ただ、周りが速くて前々走のような好位は取れなかったあたり、今はこの程度の距離があった方がいいかも知れない。 引き続き56kgだし、1900mで改めて注意必要。 他に ○シビルウォー JBCクラシック3着、東京大賞典4着の実力馬 ○ソリタリーキング オープン特別とはいえ、ダートに戻った前走で5馬身のぶっち切りを演じた。 【データ解析】 ◎人気は? 08〜12年2月末までに、京都競馬場・ダート1900mで行われたレース数は全部で63レース。 単勝人気別成績では、1番人気が連対率49.2%、2番人気が同52.4%の優秀な数値。 3着内率ではともに58.7%で並んでいる。 3番人気も3着内率では46.0%と、上位人気馬が高い好走率をマークしている。 東海Sが京都競馬場で行われた過去2年でも、連対馬4頭中3頭は1〜3番人気の馬で、今年も上位人気馬に注目。 ◎位置取りは? 京都ダート1900m戦の前述63レースを対象に「4角の位置」別成績を出してみる。 4角を先頭で通過した馬が連対率で46.0%、3着内率で57.1%という高確率を示している。 2〜5番手組と6〜10番手、11番手以下組の確率を比較しても、2〜5番手組の優勢は歴然。 前めの位置で4角を通過する馬の方が、より上位入着へのチャンスは広がっている。 ◎前走は? 過去10年の東海Sにおける前走のレース別成績では、 出走馬は5頭と少ないが、前走で「芝」のレースに出走していた馬がトップの数値をマークしている。 今年も前走が「芝」だった馬がいれば、侮れない存在に。 出走頭数が最も多く、連対率と3着内率で「芝」レース組に次いで高いのは前走「アンタレスS」組。 今年からアンタレスSが、昨年までの京都から阪神に舞台が移されたが、同組は現在3年連続で勝利。 今年も大いに注目する必要が。 ◎ローテーションは? 王道は、ここ2年で3連対のアンタレスS経由。 02〜09年の中京開催でも、連対馬16頭中8頭が連対しており、ここ経由の馬を中心に馬券検討するのが正解。 2ケタ着順になっていなければOK。 ほかで注目は、02〜09年で3連対の地方交流重賞経由。 02〜11年で2連対のダートのオープン特別経由。 前者は5着以内、後者は6着以内が好走の目安。 そのほかのローテなら、1着が絶対条件となる。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp/