今週の重賞、最後は2歳王者決定戦『朝日杯フューチュリティーS』です。 ☆12/18(日) 第5回中山第6日11R 第63回朝日杯フューチュリティーS(G1) 芝・外1600m 牡・牝・国際 【有力馬情報】 ★ダローネガ ダイワメジャー産駒の新馬勝ち一号。 野路菊Sで2勝目を挙げ、順調に成長を見せている。 前走、デイリー杯2歳Sはスタートが悪く、先行馬にはつらい位置取りとなったが、外を追い上げ、勝ち馬との半馬身はコース取りの差と見ていい。 新潟2歳S当時は行きたがる面を見せ、鋭さ負けしていたが、差す競馬での好走が収穫だった。 阪神で2勝。 パワフルな走りで中山の急坂を苦にしないだろう。 総合力でリード。 ★クラレント 東スポ杯2歳Sは不良馬場が応えたのだろうが、レース前の放馬の影響がなかったとも言い切れない。 新馬でサドンストームを、兄リディルに続いたデイリー杯2歳Sでダローネガを負かした力は世代トップクラス。 2勝とも右回りで、コース替わりはプラスしそう。 前走ほど馬場が悪くならなければ見直せるはず。 ★レオアクティブ 2勝目が遠かったが、京王杯2歳Sで直線一気を決めた。 思い切った後方待機策で、切れ味が存分に引き出された形。 今回と同じ舞台の芙蓉Sでは力んで凡走しているが、前走のような競馬ができれば距離克服は可能だろう。 初勝利を中山で挙げているし、コース自体に問題はない。 ★トウケイヘイロー くるみ賞で2勝目を挙げた。 1200mを使われた直後でも上手なレースができたし、レオアクティブ相手のレコード勝ちが立派だ。 新潟2歳S当時は1戦のキャリア。 あと1F延びても問題はなさそう。 中山の急坂も経験している。 ★アルフレード 2戦2勝。 大型でまだ良化の余地を残していて、先週古馬と併せた追い切りも抜群だった。 新馬勝ちしたのが中山だったし、前走の上がり32.5秒も優秀。 一挙の相手強化にはなるが、底を見せていない魅力が大きい。 ★サドンストーム クラレント相手に新馬を勝てなかったが、その後2連勝。 すずらん賞は案外でも京王杯2歳S2着と巻き返してきた。 勝ち馬にあれだけの脚を使われては仕方がない。 16kg増で北海道当時よりいい体になっていた。 右回りはモタれるが、その点さえクリアできればこの相手でも。 ★マイネルロブスト 早々と2勝を挙げ、札幌2歳S3着。 東スポ杯2歳Sは急きょの乗り替わり。 不良馬場でもあり、参考外でいいだろう。 折り合い面を考慮すればマイルは歓迎材料に。 他に1勝馬は抽選待ちだが、昨年キャリア2戦のリアルインパクトが2着したように、先物買いの手も。 その意味では★エネアド、★オコレマルーナに注意を払いたい。 【データ分析】 ◎実績は? 中央開催の重賞で3着以内、または、夏のローカル重賞勝ちがあること。 連対馬は20頭中17頭がこれをクリア。 3着になるとハードルは若干下がるが、それでも重賞(夏季重賞も含め)3着以内が必要で、10頭中7頭がこれに該当する。 ◎距離は? 芝1600m以上で連対がある方が望ましい。 特に1着馬は10頭中9頭が該当するので、絶対条件と考えたい。 なお、2着馬は10頭中6頭が、3着馬は10頭中7頭がこれに該当する。 ◎戦績は? ここまでに着外経験(6着以下)があった馬は、1着馬1頭、2着馬0、3着馬3頭。 連対を狙うには大きな減点材料だ。 この他の条件として、 1、デビュー2戦目以内で初勝利(例外は1、3着馬に各2頭で2着馬ゼロ) 2、キャリア2〜5戦(例外は1着馬2頭、2着馬1頭、3着馬はゼロ) ◎臨戦態勢は? 03年以降に限ると、1着馬は8頭すべてが、2着馬も7頭が重賞組で、重賞からの臨戦が連対のための条件(3着馬は8頭中5頭)。 なお、連対数は京王杯2歳S組の7連対が最多だが、勝利数では4勝の東スポ杯2歳S組が一歩リード。 一方、前走着順は3着以内であること。 この例外は1着馬2頭、2着馬ゼロ、3着馬1頭。 早割は今夜ご案内!! (^_-) http://fhp.jp/derbyexp