★スワンS【有力馬&データ解析】★ ☆10/29(土) 第5回京都第7日11R 第54回スワンS[G2]芝外1400m 【有力馬情報】 のサンカルロ スプリンターズSは枠入りのやり直しの影響で落ち着き過ぎてしまったのが一番の敗因。 今年の高松宮記念の2着馬。 力を出し切れれば前走のようなことはない。 1F延びるが、右回り1400mでは今年阪急杯勝ち。 1400mまでならコンスタントに33秒台で上がれる。 上がりの速い京都でも心配なし。 グランプリボス 海外遠征帰りで久々、初の古馬相手、それも57kg。 条件はかなり厳しい。 ただ、昨年の朝日杯FSの覇者で、今年のNHKマイルCも制覇。 いずれのレースでも、のちに安田記念を制すリアルインパクトを負かしているのだから、現役トップクラスのマイラーといっても過言ではないだろう。 1400mも重賞を勝っている距離。 クレバートウショウ 良くも悪くも相手なりで、勝ちみに遅い嫌いはあっても、大崩れはしない。 前走はまさにそんな結果だったが、もともと叩き良化型で、攻めに1度使っての上積みは窺える。 評価を下げるには至らない。 安田記念は内で窮屈になり、満足に追えない競馬を強いられながら0.1秒差4着。 2走目でスムーズなら。 ジョーカプチーノ キーンランドCは外枠で終始外々を通らされなし崩しに脚を使った分、伸びを欠いた。 NHKマイルCの勝ち馬で、今年の安田記念は0.1秒差5着、昨年のここでは約1年半ぶりで3着。 力があるのは間違いないし、広いコース、1F延長で急かさず運べれば力を出せる。 少しレースは開いたが、状態も悪くない。 リディル 安田記念は7着だったが、着差は0.3秒と僅か。 道中でゴチャつき、直線も行き場を失う場面があったことを思えば悪くない結果。 能力の高さは窺えた。 距離は違うが、京都は2歳時に重賞を制したコース。 前走、3走前を見ても、直線が平坦なコースでは切れ味鋭い。 久々でも攻めの動きは絶好。これならいきなり。 エーシンフォワード 昨年のマイルCSの覇者。 その次走では、香港マイルで0.3秒差4着。 それを思えば今春3走が物足りないが、安田記念時の追い切りを見ると、状態が本物ではなかったよう。 休ませて立て直した効果か、帰厩後の攻めの動きは間違いなく春以上。 ガラッと変わって不思議ない。 ガルボ 前走は久々で、出遅れもしたし、1200m自体も忙しかったよう。 中間の攻めに上積みが感じられるし、1F延長で流れに乗れれば結果は違ってくるはず。 あとはポンとスタートを切れれば。 【データ解析】 ◎配当は? 富士Sと同じくマイルCSの前哨戦。 配当面を見ると、過去10年の馬連平均配当が14529円、3連単平均配当が531947円と、大荒れ傾向にある。 堅い決着になることはほぼなく、人気薄から入るのが正解か。 ◎実績は? 過去10年の連対馬20頭中17頭には重賞勝ちの経験があった。 残る3頭にしても、重賞2着経験かつオープン特別勝ちの経験あり。 オープンになりたて、もしくはオープン特別勝ちしか経験がない馬は、ここでは通用しない。 ◎ローテーションは? 主流は7頭の連対馬を出しているスプリンターズS経由だ。 2着以内に好走した馬よりも、4着以下に負けた馬が狙い目。 また、6連対の芝1200mの重賞経由も要注意だ。 こちらも5着以下に負けた馬がいい。 ほかでは、芝1600mの重賞経由とポートアイランドS経由までが圏内。 前者は3着以内、後者は2着に0.6秒差以上で勝っていることが条件となる。 ◎年齢は? 9連対の4歳馬が中心的存在だ。