おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 今週もG1・秋華賞を初めとして、G2・2鞍を含む重賞が行われます。 恒例の重賞レース『有力馬解析・データ解析』を今日も8時・12時・16時の3号に分けて配信いたします。 少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。 ★今週の重賞・有力馬&データ解析1★ ☆10/15(土) 第5回京都第3日11R 第46回デイリー杯2歳S(G2) 芝外1600m 国際 【有力馬解析】 ゲンテン 前走抜群のゲートセンスを見せて先手を取り、そのまま押し切り。 直線は一瞬追った程度でゴール前は流しており、その気で追えば大幅に勝ち時計を詰められそうな内容だった。 パワー型で血統もダート指向だけに、京都の軽い馬場にさえ対応できればだが、重賞でも勝ち負けできる素質。 クラレント 背中の柔軟性と後肢のバネに富み、身体能力の高さは世代上位。 重心が高く、追われて沈まない点が解消してくればもっと良くなりそうだが、現時点でも重賞で好勝負できる力はある。 初戦は展開利もあったが、大トビだけに内回り1400mで勝てたことが収穫。 外回りに替わるのはプラスだけに、2戦目でもう少し行きっぷりが良くなれば勝ち負けに。 ダローネガ 初戦で下した2着馬がその後連勝で小倉2歳S勝ち。 久々で重賞、初の左回り、初の長距離遠征だった2走目は離された4着だったが、ひと叩きされた前走でキッチリ変わった。 切れる脚はないが、初戦や前走で、一旦交わされてからファイトバックしており、馬体を併せるととにかく渋太い。 前々からそういう形に持ち込めれば上位を狙えるだろう。 マコトリヴァーサル 初戦を5馬身差で圧勝し、2戦目の小倉2歳Sで大外から鋭く差し込んで2着。 馬体やフットワークからは距離は延びた方が良さそう。 小倉1200mとの流れの違いに戸惑わなければ、好勝負を期待できそう。 シンゼンレンジャー 7月の新馬戦を豪快な追い込みで快勝。 スタートでダッシュがつかずに最後方からの競馬となったが、直線で大外に持ち出して追い上げ、メンバー中最速の上がり3F34.9秒の末脚を発揮し、一気に抜け出した。 今回は約3ヶ月半の休み明けで重賞初挑戦となるが、大物感溢れるデビュー戦の勝ちっぷりから、ここでも期待大。 メイショウハガクレ 新馬で2着に敗れたあと、格上挑戦で臨んだフェニックス賞を優勝。 勢いを駆って重賞に初挑戦した前々走の新潟2歳Sは12着と大敗を喫したが、続く前走ききょうSで勝ち馬と同タイムの3着に巻き返してみせた。 2度目の重賞挑戦で、上位進出を目指す。 メイショウダビンチ 父にオレハマッテルゼを持つ。 新馬を力強い走りで勝ち。 血統通りのスプリント能力を披露したが、前走ききょうSでも鋭い末脚を駆使して、勝ち馬と同タイムの4着。 距離延長にも対応して見せた。 まだ1勝馬ながらも、小倉2歳Sでは後方追走から伸び脚を見せて6着に善戦。 展開の助けがあれば、ここでも上位争いに加われる力量を備えた馬だ。 【データ解析】 ◎キャリアは? 過去10年で、連対馬20頭中19頭はキャリア3戦以内だった。 例外1頭は08年2着のホッコータキオン。 同馬は前走のオープン特別を勝っており、キャリア4戦以上の馬は、それなりの実績がないと好走できない。 ◎距離実績は? 過去の連対馬20頭中14頭は、芝1500m以上の連対歴があった。 ここ5年で見ると、10頭中9頭は同距離の1着経験あり。 ちなみに例外6頭のうち、5頭にはオープン特別か重賞での連対歴があり、オープン以上の好走歴があれば、距離実績がなくても好走できる。 ◎牝馬は? 過去10年では(1.1.0.7)。 悪くはない成績を残しており、これが3番人気以内であれば(1.1.0.1)と信頼度が増す。 評価された牝馬は素直に買うべし。 ◎脚質は? 過去の連対馬の内訳は逃げ4頭、先行5頭、差し6頭、追込5頭。 ほかの重賞では連に絡みにくい追込馬も好走しており、有利不利はない。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp