★今週の重賞・データの傾向★ ☆新潟4日目11R レパードS[G3] 一昨年に新設されたばかりの重賞。 しかも、この時期に3歳限定戦はなく、過去に参考となりそうなレースもない。 サンプル数が少なく、ここは過去2年の結果をもとに好走馬ポイントをあげてみましょう。 ただ、わずか2回だけのデータでは「傾向」と言えるほどのものではないので、過信しないで下さい。 ◎実績は? 過去の連対馬4頭中、唯一重賞連対歴があったのは09年のスーニだけ。 残りの3頭は1000万クラスの連対歴があっただけで、必ずしも重賞実績は必要ではない。 ただし、前走・前々走のいずれかで1000万を連対していることが望ましい。 ◎ローテーションは? 過去の連対馬4頭中2頭は、ジャパンダートダービー経由で、残りの2頭は新潟・ダート1800mの1000万経由だった。 前者は6着以内であること、後者は1番人気で、かつ2着以内に入っていることが好走条件だ。 ◎所属は? 過去2年の連対馬はすべて関西馬だった。 関東馬は(0.0.0.16)と3着すらなく、たとえ人気の一角でも期待は薄れるか? 但し、騎手は関東の騎手が優勢だ。 関西の騎手で連対したのは09年のスーニに騎乗した川田騎手だけ。 狙い目は関西馬&関東所属のジョッキー? ☆札幌4日目11R 札幌記念[G2] 夏競馬唯一のG2戦。 しかも、定量戦ということで、出走馬のレベルG1並です。 G1馬は当然として、ここをステップにして、のちにG1を勝つ馬も少なくありません。 ◎重賞実績は? 重賞実績はかなり重要。 G3勝ちは最低条件で、G2勝ちかG1連対歴がないと軸にしづらい。 その証拠に過去10年の連対馬20頭中16頭にはG3勝ちかG1連対歴があった。 ◎距離実績は? 過去の連対馬20頭中18頭に、芝1600〜1800mの勝利実績があった。 時計のかかりやすい洋芝、そして2000m戦だが、マイルに近い距離に対応できるスピードが必要ということ。 ◎ローテーションは? 8連対のG1経由が王道。 昨年もここ経由の馬がワンツーを決めており、2着馬のロジユニヴァースは13着からの巻き返しだった。 ただし、前走2ケタ着順だったのはこの時のみで、基本的には7着以内に入っていることが望ましい。 そのほかでは、5連対の函館記念経由、3連対のクイーンS経由までを押さえればじゅうぶん。 函館記念は7着以内、クイーンSは5着以内が好走条件。 ◎馬齢は? 7歳以上は(0.0.3.28)と一度も連対しておらず消しが妥当。 6歳馬も2連対しているものの、05年の2着馬ファストタテヤマ以来出ていない。 狙い目は3〜5歳馬。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp