競馬予想の本質：情報料金−３



スーパーＴＦ競馬です。
３回目になりますが，引き続き情報料金のお話を続けます。

初回でポイント制は避けるべきとお話しました。
その理由を説明します。

ポイント制は，まとまったお金をサイトにチャージしておきます。
そしてサイトから提供された情報を閲覧した時点で課金され，チャージから減算
されます。

ポイント制の問題はここにあります。
情報を見たとたん，「これは自分の期待した情報ではない」と思っても遅かり
しです。
情報料は最低でも１レース３０００円，高いのは３００００円というとんでも
ない料金です。

３００００円の情報を入手したが，オッズをチェックしたら配当が低く投資価
値がないからパスしたいと思っても取り消すことはできません。
パスすれば３万円をどぶに捨てたも同じです。

そんな思惑から無理に投資する場合，最低情報料の３万円を回収できる投資額
にする必要がありますから，最低でも１レース２万円は必要でしょう。
但し，それも的中を前提での話であり，外れれば情報料合わせて５万円の損失
になります。

これは何もポイント制だけのことだけでなく，高額情報に共通した問題ですが
，特にポイント制は一際その危険性が高いということです。

もう一つ怖いのが価値感が薄れることです。
ポイントはお金そのもののはずですが，事前にチャージしてポイントという名
前が変わることにより金銭感覚が麻痺してしまいます。

例えば，最も安い１レース３０００Ｐのレースで，仮にこの情報をその場で
３０００円を支払うとすればどうでしょう。
おそらくかなりの抵抗を覚えると思いますが，ポイント３０００Ｐだと，実質
お金と同じはずなのに，つい気軽に消化してしまいます。
これが売り手の狙いです。

このほかにもポイント制には落とし穴があります。
私が経験したケースですが，ある１日を捉えると，Ｓ，Ａ，Ｂ，Ｃの４ランク
あり，その合計レース数が１５レースにもなります。
これだけあれば，どんなにまずい予想でも少しは的中します。

これがポイント制サイト特有の悪い意味での特徴で，全レースに対して収支は
どうであったかについては触れようとしません。
やたら高額的中のみをデカデカとアピールするのみです。

以上のことから，悪いことは申しません，高額情報，ましてポイント制は避け
るのが賢明でしょう。
お金をどぶに捨てているようなものです。


これは自サイトに誘導する目的でやたらと他を誹謗しているのではありません。
私自身がこれまでいやと言うほど体験したことをお伝えして，少しでも私と同
じつまらない被害に遭われないようにとの思いからです。


ここまで高額情報についてお話してきましたが，次号では「予想」についてお
話したいと思います。