この号から日曜の重賞紹介です。 まず、 ★今週の重賞・有力馬情報★ ◇3/13(日) 第2回中山6日目11R 第29回中山牝馬S(G3) 牝馬・ハンデ 芝1800m(内) プロヴィナージュ 昨秋栗東に滞在して朝日CC2着、京都大賞典3着の良績を残したが、大目標のエリザベス女王杯を無念の取消。 仕切り直しの京都記念のあと、牝馬同士のここへ臨んできた。 重賞勝ちはないが、牡馬相手にそれほどヒケを取らない成績だし、秋華賞3着の3歳時から息の長い活躍を続けている。 前走時520kgの大型牝馬で、冬場にひと叩きされての上積みは大きい。 念願の重賞制覇へ好機到来。 ヒカルアマランサス 2戦目からは徹底して牝馬限定戦を使われ、実績を重ねてきたが、ここで 転厩緒戦を迎える。 昨年のヴィクトリアMでブエナビスタ相手に2着健闘が光る。 1年以上勝ち星から遠ざかってはいるが、エリザベス女王杯5着から一戦毎に着順を上げ、前走の上がり33.3秒は勝ち馬と互角。 チャンスは近い。 中山は初めてなので、急坂克服なら。 ブロードストリート 京都牝馬Sで7着止まり。 スタートが悪かったこともあり、マイルでは力を出し切れなかった。 1800mのローズSを勝った際にはレッドディザイア相手に1:44.7のレコードを記録。 中山は未知だが、距離延びて流れに乗れる。 アプリコットフィズ 牝馬三冠を5.6.3着。 秋に力をつけた。 年明けの京都牝馬Sが負け過ぎの嫌いはあるが、体を併せての先行で息を抜くところがなかった。 昨夏のクイーンSでプロヴィナージュを負かしているし、当時と同じ1800mでスムーズな先行が叶えば。 ディアアレトゥーサ 立ち回りが上手。福島記念では抜け出しを図ったところを勝ち馬に強襲されたが、3着トウショウシロッコの追撃は封じた。 軽ハンデの味方もあったが、古馬相手に力があるところは見せている。 休み明けにも良績があり、再度軽量なら。 オウケンサクラ 中山1800mでフラワーC勝ちの実績がある。 昨秋の天皇賞4着は大健闘。 マイルCSではさすがに反動が出たようだが、その後立て直しての出走なら軽く扱えないところ。 アグネスワルツ ハイペースで先行したオークス3着に能力の高さが歴然。 その後成績が安定しないが、中山ではターコイズS2着と好走している。 前走はスタートひと息で、スピードを生かせる馬場状態でもなかった。 スンナリ先行なら渋太さを発揮する。 セラフィックロンプ 6歳暮れに2度目の愛知杯勝ち。 ブロードストリート、ヒカルアマランサスを負かしており、衰えはない。 活躍の場は限られるのかも知れないが、昨秋の府中牝馬Sで速い時計を残しているように、1800mあれば力を出せるはず。 ▼登録馬一覧 (3月9日現在) アグネスワルツ アプリコットフィズ アンシェルブルー オウケンサクラ ギンザボネンザ コスモネモシン コパノオーシャンズ シンメイフジ セラフィックロンプ ダイワジャンヌ ディアアレトゥーサ トゥニーポート ヒカルアマランサス ヒラボクビジン プロヴィナージュ ブロードストリート モーニングフェイス リビアーモ