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2011年03月03日 09時50分 発行
ダービーエクスプレス
最後に、日曜の重賞です。

★今週の重賞・有力馬情報★

☆3/6(日) 第2回中山4日目11R 第48回弥生賞(G2) 芝2000m

オールアズワン
札幌以来となったラジオNIKKEI杯2歳Sが10kg増のいい体つき。
力んで走っていたというから、それでも休み明けは影響していたか。
気持ち早目の競馬になった分、勝ち馬の決め手に屈したが、クビ差2着なら悲観する必要はない。
新馬でグランプリボスに敗れはしたが、その後2連勝。
札幌2歳Sでは評判の牝馬2頭を相手に楽な勝ちっぷりを見せた。
将来性も十分だが、レース巧者で現時点での完成度が一枚上。

デボネア
初勝利に4戦を要したが、雪の小倉でレコードを更新。
重賞の京成杯に挑戦していきなり2着と好走した。
小倉の勝ち時計がレコードとはいえ、2:2.4。
時計を1.5秒も詰めたのは立派だし、最内を抜けた勝ち馬とハナ差は勝ちにも等しい。
馬っぷりからも前走くらい走って当然の素質を感じさせる。
中山2000mで結果を残している点が強みといえそう。

ウインバリアシオン
休み明けのラジオNIKKEI杯2歳Sで4着だったが、着差は0.1秒。
外枠から積極的なレース運びで見せ場十分だった。
年明けのきさらぎ賞も4着だが、自身の上がりが33.6秒だから、あれ以上は難しかったのだろう。
平坦より直線急坂の中山で持ち味が生きるタイプかも知れない。
いずれにせよ、まだ成長段階。
一戦一戦の経験が次につながる。

サダムパテック
1番人気に推された朝日杯FSで4着。
スタートが遅いのはいつものこと。
向正で口向きの悪さを見せ、そこから追い上げるのに脚を使わされたことが伸びを欠いた因か。
それでも大崩れしないあたりが底力の証。
東スポ杯2歳Sでは後続に3馬身半差をつけ、京成杯勝ちのフェイトフルウォーあたりを寄せつけなかった。
放牧でリフレッシュした状態、巻き返しの舞台に。

ショウナンマイティ
ラジオNIKKEI杯2歳Sで掛かって伸び切れなかった。
続く若駒Sではうまく折り合いがついていたし、朝日杯FS3着のリベルタスとクビ、アタマ差。
2着ユニバーサルバンクが共同通信杯でも2着と、高いレベルのレースで好走している。
ここで勝ち負けできればもう本物。

ターゲットマシン
2戦土つかず。
新馬ではスタートが悪く、1頭離れた後方から。
直線外から加速して、アッサリ抜け出した。
寒竹賞は一気に距離が延びたが、2000mくらいあった方がレースはしやすく、フラつきながらも後続を離していた。
粗削りながら能力は相当に高い。
重賞の舞台でも。

他に1勝馬のプレイには自己条件の選択肢があるが、まだ掲示板を外したことがなく、重賞の京成杯で3着。
ここに回ってきても要注意。


◆登録馬一覧
(3月2日現在)

アッパーイスト
ウインバリアシオン
オールアズワン
カフェラピード
ギュスターヴクライ
サイドアタック
サクラゴスペル
サダムパテック
ショウナンマイティ
タゲットマシン
デボネア
トーセンマルス
プレイ
ベルシャザール
ルーズベルト
          
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