最後に、日曜の重賞です。 ★今週の重賞・有力馬情報★ ☆3/6(日) 第2回中山4日目11R 第48回弥生賞(G2) 芝2000m オールアズワン 札幌以来となったラジオNIKKEI杯2歳Sが10kg増のいい体つき。 力んで走っていたというから、それでも休み明けは影響していたか。 気持ち早目の競馬になった分、勝ち馬の決め手に屈したが、クビ差2着なら悲観する必要はない。 新馬でグランプリボスに敗れはしたが、その後2連勝。 札幌2歳Sでは評判の牝馬2頭を相手に楽な勝ちっぷりを見せた。 将来性も十分だが、レース巧者で現時点での完成度が一枚上。 デボネア 初勝利に4戦を要したが、雪の小倉でレコードを更新。 重賞の京成杯に挑戦していきなり2着と好走した。 小倉の勝ち時計がレコードとはいえ、2:2.4。 時計を1.5秒も詰めたのは立派だし、最内を抜けた勝ち馬とハナ差は勝ちにも等しい。 馬っぷりからも前走くらい走って当然の素質を感じさせる。 中山2000mで結果を残している点が強みといえそう。 ウインバリアシオン 休み明けのラジオNIKKEI杯2歳Sで4着だったが、着差は0.1秒。 外枠から積極的なレース運びで見せ場十分だった。 年明けのきさらぎ賞も4着だが、自身の上がりが33.6秒だから、あれ以上は難しかったのだろう。 平坦より直線急坂の中山で持ち味が生きるタイプかも知れない。 いずれにせよ、まだ成長段階。 一戦一戦の経験が次につながる。 サダムパテック 1番人気に推された朝日杯FSで4着。 スタートが遅いのはいつものこと。 向正で口向きの悪さを見せ、そこから追い上げるのに脚を使わされたことが伸びを欠いた因か。 それでも大崩れしないあたりが底力の証。 東スポ杯2歳Sでは後続に3馬身半差をつけ、京成杯勝ちのフェイトフルウォーあたりを寄せつけなかった。 放牧でリフレッシュした状態、巻き返しの舞台に。 ショウナンマイティ ラジオNIKKEI杯2歳Sで掛かって伸び切れなかった。 続く若駒Sではうまく折り合いがついていたし、朝日杯FS3着のリベルタスとクビ、アタマ差。 2着ユニバーサルバンクが共同通信杯でも2着と、高いレベルのレースで好走している。 ここで勝ち負けできればもう本物。 ターゲットマシン 2戦土つかず。 新馬ではスタートが悪く、1頭離れた後方から。 直線外から加速して、アッサリ抜け出した。 寒竹賞は一気に距離が延びたが、2000mくらいあった方がレースはしやすく、フラつきながらも後続を離していた。 粗削りながら能力は相当に高い。 重賞の舞台でも。 他に1勝馬のプレイには自己条件の選択肢があるが、まだ掲示板を外したことがなく、重賞の京成杯で3着。 ここに回ってきても要注意。 ◆登録馬一覧 (3月2日現在) アッパーイスト ウインバリアシオン オールアズワン カフェラピード ギュスターヴクライ サイドアタック サクラゴスペル サダムパテック ショウナンマイティ タゲットマシン デボネア トーセンマルス プレイ ベルシャザール ルーズベルト