◇今週の重賞・有力馬情報・2◇ ★第61回ダイヤモンドS(G3) 23年2月19日(土) 第1回東京7日目11R 芝3400m ハンデ戦 ○キタサンアミーゴ 弥生賞4着当時から力の片鱗は示していたが、本格的な活躍は骨折から復帰した昨年後半から。 昇級の前々走は距離不足。 流れも向かずに凡走したが、2400mのクラス2戦目で一変してみせた。 少し気を抜いた分、ゴール前が際どくなったが、心身とも成長すればまだまだ強くなる可能性を秘めている。 3400mは未知でも近年はレコード決着の2年を除けば極端な消耗戦にはなっていない。 ハンデ差を生かせば。 ○スリーオリオン 3000mの万葉S3着。 4kgの斤量差があった勝ち馬には差をつけられたものの、2着とはクビ差でスタミナの裏づけは十分。 G2のアルゼンチン共和国杯4着と、東京では結構強い相手と戦ってきている。 前走時55kgで手頃なハンデが見込めるし、引き続き上位争いに。 ○ジャガーメイル 香港遠征のあと昨年のダイヤモンドSを取り消したが、翌週の京都記念で2着した。 春の天皇賞まで復帰が遅れた5歳時とは見違える逞しさを身につけ、それがG1制覇にもつながった。 今年も同様のローテーション。 重量は覚悟の上だが、長距離でG3の顔ぶれなら、格の違いを見せつけるシーンも。 ○コスモヘレノス 1000万下勝ち直後のアルゼンチン共和国杯を3着と健闘。 続くステイヤーズSでアッサリと重賞を制した。 日経新春杯は後手に回ったことでリズムを崩した。 前で流れに乗れば本来のスタミナを生かせそう。 ○コスモメドウ 万葉S勝ちは軽量の味方もあったが、早目の競馬で危なげがなかった。 近4走で3勝と成長が目覚ましい。 増量されてもまだ軽量だろうし、経験が乏しい左回りを克服すれば。 ○ビートブラック 日経新春杯でハナを切ったものの、後続に早目にこられたのが誤算。 菊花賞3着時にはローズキングダムとクビ差の競馬をしており、好位で流れに乗ってスタミナを生かしたい。 ○モンテクリスエス 2年前レコード勝ちしたゲンのいいレース。 その後ステイヤーズS3、4着、万葉S2、2着と、長距離での実績には事欠かない。 着実に成績が上向き、ハンデも前走程度なら応えることはない。 ○ゲシュタルト ダービー4着で明け4歳の中でも特に飛躍を期待されている一頭。 中日新聞杯で先着を許した2頭の活躍と比較して前走に物足りなさを覚えるが、14kg増を叩いて上積みは見込める。 ■登録馬(2/15現在)■ 合計27頭 アースシンボリ アクシオン アサティスボーイ アルコセニョーラ イケドラゴン ウォークラウン エイシンフレンチ エーティーボス エジソン キタサンアミーゴ キングトップガン ゲシュタルト コスモヘレノス コスモメドウ シャインモーメント ジャガーメイル スノークラッシャー スリーオリオン ドットコム ドリームゴスペル ビートブラック ビービーファルコン ビエナグットラック ブルースターキング ミヤビランベリ メイショウドンタク モンテクリスエス