◇今週の重賞・有力馬情報・1◇ ★第28回フェブラリーS(G1) 23年2月20日(日) 第1回東京8日目11R ダート1600m ○トランセンド JCダート勝ち馬。 もともとがレパードS勝ちの世代トップクラスだが、休養を挟みながら着実に成長を遂げた。 昨秋、日本テレビ盃で復帰してからの充実が目覚ましい。 ハナを切れば追いかけた方が苦しくなるほどのスピードがあり、前走の1000m通過は60秒ジャスト。 終い詰め寄られはしたが、クビでも押し切るのだから粘り強い。 中間の追い切りで好時計を連発し、先週、6F72.3秒と凄い脚力。 東京1600mでは武蔵野Sで敗れているが、当時は新潟で3戦したあとだった。 フレッシュな状態で臨む今回は違うだろう。 休み明け(2.1.0.1)と鉄砲は利く。 ○シルクメビウス 3歳時にJCダート2着、昨年は5着。 トランセンドが6着に敗れた武蔵野Sでこちらは8着だったが、ユニコーンSを勝っているくらいで東京1600mに問題はない。 近走、他力本願の面はあるが、折り合い面を考慮すればマイルはプラス材料に。 昨春の東海Sではトランセンドを差し切っている。 持ち前の決め手を生かせる流れになれば。 ○フリオーソ 中央挑戦は08年のJCダート以来。 昨年後半、スマートファルコンに連敗したが、年明けの川崎記念を5馬身差で圧勝。 帝王賞2勝のトップクラスの参戦が今年のフェブラリーSを盛り上げてくれることは間違いないだろう。 例年は船橋のダイオライト記念へ向かうが、レース間を詰めてきた。 反動がなく、それだけ状態がいいということだ。 スタート地点の芝が課題にはなりそうだが、昨秋の日本テレビ盃ではトランセンドを寄せつけなかった。 力通りなら当然好勝負に。 ○セイクリムズン 3連勝の勢いで初のG1を迎える。 輸送を続けながらも馬体が増えていて、関東圏で走り慣れているのは強み。 短距離専門とはいえ1400mで5勝を挙げ、霜月Sでは2着に5馬身差をつけた。 あと1Fは十分に克服可能だろう。 東京が向くし、一線級相手でも。 ○オーロマイスター 前2走が案外だが、1800mの外枠で辛抱が利かなかった。 エスポワールシチーを負かした南部杯が左回りの1600m。 流れが変わることで、大きく台頭する可能性が出てきた。 ○ダイシンオレンジ Jcダートの時点では良くなり切っていなかった。 平安Sで2つ目の重賞を制し、もう本物と見て良さそう。 前で流れに乗れるのでマイルの適性は十分。 阪神、京都以外で走るのが実に久しぶりなので、そのあたりをクリアすれば。 ○マチカネニホンバレは東京ダート4勝。 札幌のマリーンSをレコード勝ちしており、脚抜きのいい馬場状態になれば怖い。 ■登録馬(2/15現在)■ 合計22頭 オーロマイスター カジノドライヴ クイックリープ クリールパッション コスモファントム シルクメビウス セイクリムズン セレスハント ダイショウジェット ダイシンオレンジ タガノジンガロ ダノンカモン テスタマッタ トランセンド バーディバーディ パワーストラグル ビクトリーテツニー フリオーソ マカニビスティー マチカネニホンバレ メイショウタメトモ ライブコンサート