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2011年02月02日 08時00分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞
おはようございます。

本来ですと相互紹介の曜日でありますが、ご依頼者の原稿が遅れておりますので、1日早く「今週の重賞・有力馬情報」をお届けすることに致しました。
ご了承ください。

★2/5(土) 第1回小倉5日目11R 第45回小倉大賞典(G3) 芝1800m

サンライズマックス
一昨年の大賞典の覇者。ひと叩きで本来の動きを取り戻した。
既に中日新聞杯、エプソムカップなどG3は3勝している身、09年天皇賞(春)は4着入線、G2戦も手堅く上位を賑わせており、状態さえパンとすれば中心視が当然の器。
暮れの中日新聞杯は久々ながら大外を回って上がり3F33.9秒の強烈な伸び。

ナリタクリスタル
久々に出走した中山金杯で見せ場十分。
先団の外からスパート、あと一歩のところで1/2、ハナ差及ばなかったが実績のなかった休み明けの内容としては立派。
当コースに実績を残している通り、小回りは脚質の器用さを存分に引き出す。

リルダヴァル
ファイナルSではゲートを出て他馬に寄られて後方から。
折り合いはついていたし、スムーズな流れながらも展開に利あらず差を詰めるだけで精一杯。
自身は上り3F34.1秒のラップだし、仕方のない結果だったかも。
距離1800mの鳴尾記念ではルーラーシップ、ヒルノダムールと1/2、クビ差3着、
決め手は明らかに上位のものがある。

コスモセンサー
1800mは初距離。
1600mで3勝だからマイルがベスト距離なのだろう。
しかし、前走の中山ニューイヤーSは速い馬がいれば2番手で控えて折り合いがついていた。
4角では早目に動いて、相手に詰め寄られてもひと伸びしたように勝ちっぷりに余裕があった。
小倉は平坦小回り、脚質的には問題あるまい。

サンライズベガ
久々を叩いてどこまで変わってくるか。
AJCCでは4角手前から一気にペースが上がり、直線向いて息切れの形。
休み明けで反応ができなかったようだ。
実績からも今回は要注意。

メイショウカンパク
1600万条件の関門橋Sでクビ差2着だが、勝負どころでゴチャつき外を回らざるを得ず、その差が出た。
目下のデキの良さを示しており、負けてもその内容は秀逸。
重賞挑戦ながらも勢いとハンデ利を思えばかなり注目が必要な存在。

クレバートウショウ
非常に勢いがある。
2連勝しているが、前走など単独先行という展開の利はあったにしても地力強化著しいことを見せつけた完勝ぶり。
ここも先行力が平坦小回りでより持ち味が生きるかも。


★2/6(日) 第2回京都4日目11R 第51回きさらぎ賞(G3) 芝1800m

ウインバリアシオン
ラジオNIKKEI杯2歳Sは3カ月ぶりの実戦だったし、遅い流れで行きたがる場面も。
それでも直線はしっかりと伸び、外からの追撃に最後まで渋太く抵抗してみせた。
地力があればこその内容だ。
中5週と間隔が詰まるし、攻めもしっかりと消化。
大型でもあり、上積みは見込める。
折り合い面を考えれば、1F短縮もプラスに出そう。

オルフェーヴル
ドリームジャーニーの弟らしく切れ味抜群。
前走のシンザン記念でも上がり3F33秒台で上がり、2着を確保した。
発馬が上手ではなく、気難しい面も残るが、特に先行有利の傾向の強かった当時の京都にあって、差しての2着は高く評価できる。
決め手をフルに生かせる京都外回りはピッタリだし、芝もそろそろ差しが利き始める頃。
1週前の坂路では自己ベストをマーク。
あとは折り合いさえつけば1800mでも。

メイショウナルト
デイリー杯2歳Sで、阪神JFの覇者レーヴディソールから0.4秒差。
直線で落鉄してのものだから、まともなら際どかったはずだ。
ウインバリアシオンとの野路菊Sでの0.4秒差はそのまま決め手の差。
瞬発力勝負だと分が悪いが1F延長で持ち味のいい脚を長く使える展開になれば、差のない競馬に持ち込めそう。
久々になるが、攻めの動きもいい。

コティリオン
ラジオNIKKEI杯2歳Sの3着馬。
ウインバリアシオンにはアタマ差ながら先着した。
それだけに自己条件の前走での3着は物足りないが、引っ掛かったうえ、馬群の外々を通って0.2秒差、4着には3馬身半。
力があるところは示した。
1F延びるが、前々走でスムーズに運んで2000mを克服しているのだから、1800mは走って当然の距離。
今回も折り合いひとつ。

ギリギリヒーロー
そのコティリオンに前走で先着した。
まだ随所に幼さを残しているが、終いは確実で、3カ月ぶりだった前々走でも上がり3Fは33秒台。
脚はある。フットワークが大きく、スッと勢いに乗れる方ではないので、広くて直線の長い京都の外回りならもっと良さが出るはず。
あとは連闘のダメージがなければ。

トーセンラー
前走は馬群の外を自分から動いて行ってのクビ、ハナ差。
3着でも、内容としては負けて尚強し。
新馬勝ちを飾った距離に戻るし、いい状態も維持できている。
相手は強くなるが、引き続き上位争いに加われそう。


★2/6(日) 第1回東京4日目11R 第61回東京新聞杯(G3)

ゴールスキー
500万下を勝ったあとはトントン拍子にきた。
3連勝して臨んだマイルCSでクビ、ハナ差の3着。
G1初挑戦どころか重賞で走るのも初めてだったことを思うと成長が目覚ましい。
続く阪神Cは初距離で最優秀短距離馬のキンシャサノキセキと0.4秒差。
決して悪い内容ではない。
明け4歳で上昇の余地が大きく、走り慣れたマイルで巻き返しは必至。

ダノンヨーヨー
マイルCSでゴールスキーにハナ差先着の2着。
1000万下から富士Sまで4連勝し、こちらも勢いを感じる。
ゲートでうるさく、道中はモタれながら。
なかなかレースに集中できなかったが、その点も解消の方向へ。
前走後は放牧へ出てリフレッシュした状態で出走できそう。
東京1600mで勝っているのは強みに。

シルポート
超強力メンバーの鳴尾記念4着で上昇の兆しを見せ、ファイナルS、京都金杯と2連勝。
中9日で走ったあとも疲れはないようだ。
それだけ気力充実している。
波が大きいタイプだが、好調時には実に渋太いレースを見せるし、主導権を握ってしまえばコースは問わない。

スマイルジャック
マイルCSが急きょの乗り替わり。
積極的なレースをしたが、レコード決着の流れを追いかけたことで、ひと押しが利かなかった。
それでも0.3秒差。
一昨年のこのレースで3着、昨年は安田記念3着。
東京1600mならレースはしやすいはず。

カウアイレーン
格上挑戦したターコイズSを快勝。
休み明けを叩かれて良くなっていたこともあり、好位から危なげのないレースを見せた。
マイル以外を走ったのはクイーンS3着だけ。
スペシャリストとして完成されつつある。
兄ブラックホーク、姉ピンクカメオとも東京1600mでG1勝ち。
まさにこの舞台が相応しい。

ショウワモダン
昨春3連勝。
夏の休養を挟んで毎日王冠以降は別馬のように不振が続いた。
安田記念の勝ち馬で条件としては申し分ないが、休養でどこまで立ち直っているかが鍵。
59kgでメイSを勝ったように重量に強いが、60kgを背負うと他との差が気になる。

フラガラッハ
休養を挟んで3連勝。
京成杯で後のダービー馬エイシンフラッシュの4着しており、条件からの再スタートなら壁はなかった。
前々走が追い込み、前走は一転しての逃げ切りと、東京1600mで自在の立ち回り。
鉄砲が利くし、真価を問われる一戦に。
 
          
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