競馬TVトップ
[競馬専門] 無料メールマガジン配信スタンド!競馬TV
メルマガ検索 
2011年01月27日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

今週から開催替り。
心機一転頑張りましょう!
(「お前が頑張れよ」って声が聞こえます)

今週も重賞レースが土日で3鞍行われます。

それぞれの有力馬情報をお届けします。
長くなってしまい、申し訳ございませんが、ご参考になれば幸いです。


◇今週の重賞・有力馬ポイント◇


★1月29日(土) 第2回京都1日目11R 第16回シルクロードS(G3) 芝1200m

ジョーカプチーノ
09年のNHKマイルCの勝ち馬。
脚部不安で長いブランクがあって本格化が遅れたが、休養明け3走目の前走で久々の勝利。
それもスピードの違いを見せつける内容で、このレースを含め1200mは3戦3勝。
折り合いに不安のないスプリント戦はピッタリの感。
プール、坂路併用で調整は入念、動きもいい。
馬格からハンデが多少重くなっても問題なさそう。
春のG1を目指すからには落とせない一戦だ。

スプリングソング
脚部不安で1年7カ月のブランクがあったが復帰後2連勝。
見事に立ち直った。
重賞初制覇となった京阪杯は激しい叩き合いになったが、ゴール前で差し返す渋太さ。
勝負根性の良さも目についた。
以前より立ち回りがうまくなってレース運びも安定。
年明けからの乗り込みも順調で、連勝を狙える。

モルトグランデ
明け7歳になるが、昨年の春後半あたりから折り合い面に進境を示し、レース内容が安定。
大崩れしなくなった。
コーナーワークで差を詰め、直線では馬込みを捌いて伸びた京阪杯の内容も評価できる。
2カ月ぶりになるが、気性的に間隔が開いても力を出せるタイプでもある。

ケイアイアストン
控えて末を生かす競馬がすっかり板についてきた。
キャリアを積みつつ落ち着きが出てきたのも結果に結びついているよう。
ハンデはそう重くはなりそうになく、良馬場での切れ味勝負ならここに入っても好勝負が可能。
稽古の動きもいい。

サンダルフォン
休み明けのアンコールSを快勝。
手頃なメンバー構成で得意の小倉と条件は揃っていたが、大外から力強い伸びを見せた。
これで一昨年の北九州記念を含めオープン3勝と確実に地力強化。
ハンデは増えそうだが、決め手勝負の決着なら。

アーバンストリート
前走でサンダルフォンとクビ、クビ差。
追い込み一辺倒で展開に左右されるのは相変わらずだが、嵌まれば長く脚を使う。
中間は熱心で動きの良さも目につく。
今の京都の馬場がどうかだが、主力が早目に動いて上がりのかかる決着になれば。

ショウナンカザン
前走で待望のオープン初勝利。
終始内目で脚をタメてゴール前でキッチリと差した内容はセンスの良さを感じさせる。
相手は強くなるが、昨年のこのレースでアルティマトゥーレの2着。
ここでも十分にやれる。


★1月30日(日) 第2回京都2日目11R 第46回京都牝馬S(G3) 芝1600m

アプリコットフィズ
昨年の秋華賞3着馬がここで復帰する。
3歳夏に古馬相手に重賞を制したほどの実力馬。
多少相手が揃っても太刀打ちできるし、この相手で55kgなら十分勝ち負けになる。
1800mの前々走でも折り合いに苦労する場面があったほどだから、距離短縮は間違いなくプラス。
帰厩後の姿にリフレッシュ効果も窺える。

ブロードストリート
久々だった府中牝馬Sを叩いて3、2着。
特に前走は勝負どころで故障馬のアオリを受けたし、勝ち馬とも斤量差1kg。
ハナ差2着は勝ちに等しいもの。
前走後の攻め気配もいいし、一昨年の秋華賞2着馬がようやく復調した。
昨春、1400mの阪神牝馬Sで4着。
1600mは守備範囲。
斤量も1kg減る。再度首位争いに。

ヒカルアマランサス
昨年の勝ち馬。
その昨年より斤量は2kg重くなるが、それでも54kg。
55kgでVマイル2着、56kgでエリザベス女王杯5着だから、G3で54kgは有利にすら映る。
前走は小回りコースの分、気合をつけつつだったが、広い京都なら1600mでも労せず流れに乗れるはず。
中間も攻め馬をしっかりと消化できている。

アグネスワルツ
1600mに距離を縮めた前走で2着。
2400mのオークスで3着したほどだから距離は長くてもいいくらいだが、真面目に走り過ぎるきらいがある馬。
折り合い面からはマイルは合っている。
前走から2kg減の53kgは大きな魅力だし、直線の平坦な京都も脚質的にプラス。
中間も坂路で入念に乗られている。前走以上も。

コスモネモシン
前走は愛知杯5着。
2走続けてブロードストリートの後塵を拝しているし、斤量差は今回も2kg。
ちょっと分が悪い。
それでも自身の斤量は1kg減るし、フェアリーSを勝った1600mに替わるのもプラス。
何より、そのフェアリーSで負かした相手がアプリコットフィズ。
1週前の攻めでも動いている。要注目。

リビアーモ
阪神Cで出遅れて後方からになったし、直線半ばでは前が壁に。
15着は力を出し切っての結果ではない。
発馬難はあるが、終いは強烈。
馬群がバラけやすい京都外回りはプラス。
4着だった府中牝馬Sが1800mだから、1F延長も問題なし。
デキも高いレベルで維持できている。

★1月30日(日) 第1回東京2日目11R 第25回根岸S(G3) ダ1400m

セイクリムズンは東京1400mの霜月Sで57kgを背負い5馬身差の圧勝。
前走カペラSは中山1200mの分、辛勝になったが、ゴール前差し返す渋太さを見せた。
昨年のこのレースでは7着と敗れているが、比べ物にならない充実ぶりだ。
距離延長の今回は一段と高い信頼度。
3連勝濃厚の可能性大。

ダノンカモン
大和Sでは内枠で位置取りが悪くなったが、前に格好の目標がいて、ゴール前キッチリと差し切った。
5戦続けての連対。
前走時がデビュー以来最高体重と馬体が充実し、レース間が詰まっても問題なさそう。
東京ダート1,3,3,1,2着と崩れを知らず、まず勝ち負けに持ち込める。

サクセスブロッケン
一昨年のフェブラリーSの覇者で、JDダービー、東京大賞典のJpn1勝ちもある。
実績は断然。
前走、帝王賞の失速は案外だったが、レース間を開けて立て直してきた。
休み明けは1,2,2,4着。
少々の割引は必要だろうが、それでも軽くは扱えないはず。

ティアップワイルド
カペラSのクビ差2着に続いて、ジャニュアリーSは3馬身差の快勝。
完全に立ち直っているし、力をつけてもいる。
以前は気を抜く面が見られたが、2着争いを尻目にしっかり伸びた前走を見ると、気性の成長が大きいようだ。
5勝を挙げた1400mはプラス。この相手でも。

ケイアイガーベラ
昨夏復帰後4戦3勝。
プロキオンSで圧倒的なスピードを見せ、JBCスプリント勝ちしたサマーウインドに4馬身差。
エニフSでは3着セイクリムズンに5馬身差、前走ギャラクシーSではダノンカモンを下している。
対戦比較で優位。
フェブラリーSまで見越して早目に美浦入りし、いい状態で出走できそう。

ワールドワイド
条件級とはいえ、危なげのない内容で連勝。ようやく本物になった。
1年前、1000万下勝ちの際にティアップワイルドを負かしており、相手なりに走れる良さを生かせれば。

スターボード
東京1400m3戦3勝。
前走で負かしたツクバホクトオーがオープンのジャニュアリーSで2着した比較から、この相手でも一考の余地が。
明け4歳でまだまだ強くなるだろう。
          
無料購読  購読解除