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今号では今週行われる重賞2鞍について過去のデータ面から興味深いデータをご紹介いたしましょう。
★今週の重賞・データ分析★
★1月23日(日) 第1回中山8日目11R 第52回アメリカンJCC(G2) 芝外2200m
◎積極的な位置取り。
00年以降中山で行われた過去10回における4角での位置取り別成績では、4角「1〜5番手」から優勝馬が9頭出ており、それ以下とは大きな差が出た。
データでは少しでも前々で競馬を進める馬に、より好走のデータが出ている。
4角位置取り 成 績
先頭 2-2-0-6
2〜5番手 7-5-7-33
6〜10番手 1-3-3-36
11番手以下 0-0-0-21
◎単勝人気・馬齢別成績
中山で行われた過去10回で単勝5番人気以内の馬が堅実な成績を上げている。
優勝馬はすべて「単勝5番人気」以内で決まっており、2着馬でも10頭中8頭が「1〜5番人気」だった。
また、「6番人気以下」で3着以内に入った馬は7頭いるがそのうち6頭が「6歳以上」で、なおかつ「4番人気」「5番人気」の好走も「6歳以上」が多い。
単勝人気/
馬 齢 成 績
1番人気計 2-1-0-7
4歳 0-0-0-1
5歳 1-0-0-4
6歳以上 1-1-0-2
2番人気計 4-2-1-3
4歳 1-1-0-1
5歳 1-0-0-1
6歳以上 2-1-1-1
3番人気計 1-4-1-4
4歳 1-2-0-1
5歳 0-2-0-2
6歳以上 0-0-1-1
4番人気計 1-0-2-7
4歳 0-0-0-1
5歳 0-0-1-1
6歳以上 1-0-1-5
5番人気計 2-1-1-6
4歳 0-1-0-0
5歳 0-0-0-3
6歳以上 2-0-1-3
6番人気以下計0-2-5-69
4歳 0-0-0-10
5歳 0-0-1-6
6歳以上 0-2-4-53
◎無視できないG1経験組
東京で行われた02年を含めた過去10年で見ると、前走「1600万下」「1000万下」組から7頭の3着以内馬が出ている。
その一方、「有馬記念」組から連対馬4頭、「菊花賞」組からは3頭出走して2頭が2着と好走している。
前走レース 成 績
ダービー 0-0-1-4
菊花賞 0-2-0-1
ジャパンC 1-0-0-0
ジャパンCD 0-0-1-0
有馬記念 2-2-0-9
ステイヤーズS 0-1-0-8
中山金杯 4-2-2-24
京都金杯 1-0-0-1
オープン特別 0-0-3-14
1600万下 1-2-2-18
1000万下 1-0-1-1
その他 0-1-0-14
★1月23日(日) 第1回京都8日目11R 第18回平安S(G3) ダ1800m
◎単勝1.2番人気馬が大不振
過去10年の人気別成績では単勝1番・2番人気馬が未勝利。
連対率でも他に及ばず、人気を裏切る形となっている。
逆に期待以上の好成績を挙げているのが5〜6番人気で優勝6頭を含め3着以内に9頭という成績。
オッズでも単勝10倍台の馬が6勝を上げている反面、2着馬は9.9倍以下の馬が7頭となっている。
単勝人気別 成 績
1番人気 0-3-2-5
2番人気 0-1-2-7
3〜4番〃 2-2-1-15
5〜6番〃 6-1-2-11
7〜9番〃 2-2-2-24
10番以下 0-1-1-62
単勝オッズ別 成 績
4.9倍以下 0-4-4-9
5.0〜9.9倍 3-3-2-18
10.0〜19.9倍 6-0-3-18
20.0〜49.9倍 1-2-1-24
50.0倍以上 0-1-0-55
◎ベテラン勢にも要注目
過去10年3勝を挙げているのが「5歳馬」。
しかし、「8歳馬」も2勝を挙げており侮れない。
ただし2着馬はすべて「6歳以下」。3着馬も10頭中9頭が「6歳以下」となっている。
馬 齢 成 績
4歳 1-4-3-26
5歳 3-5-2-25
6歳 2-1-4-41
7歳 2-0-1-22
8歳 2-0-0-7
9歳 0-0-0-3
◎近走6着以下でも気にせずに
戦歴では「4走前までに1600万以上のクラスで『優勝』と『6着以下』両方の経験がある」馬が07年を除き毎年連対している。