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2011年01月14日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス◇データ分析
★今週の重賞・データ分析★

◇1月16日(日) 第1回中山6日目11R 第51回京成杯(G3) 芝2000m

◎初勝利を挙げたばかりの馬は割り引き

前走の条件別成績を見ると、前走で「500万下」「重賞」「地方競馬のレース」に出走していた馬の3着内率がそれぞれ30%を超えている一方、前走が「新馬」「未勝利」「オープン特別」だった馬の3着内率はいずれも20%を下回っていた。
とくに前走で「新馬」「未勝利」に出走していた馬は、勝率や連対率もやや低調だ。

※前走の条件別成績
 (過去10年)

条  件     成  績
新馬       1-0-0-14
未勝利      1-1-2-21
500万下    4-1-4-17 
オープン特別   2-1-1-23
重賞       3-6-2-10
地方競馬     0-0-1-2

※前走「新馬」「未勝利」だった馬の年次別成績
 (過去10年)

年   次   成  績
2001年   1-0-1-3
2002年   0-0-1-3
2003年   1-0-0-2
2004年   0-0-0-3
2005年   0-0-0-2
2006年   0-1-0-2
2007年   0-0-0-2
2008年   0-0-0-4
2009年   0-0-0-5
2010年   0-0-0-9

◎前走好走馬が中心!

前走が「500万下」「オープン特別」「重賞」だった馬の、そのレースの着順別成績を見ると、京成杯で3着以内に好走した馬の大部分は、前走で「4着以内」に食い込んでいた。
また、前走が「4着以内」だった馬の好走率は、「5着以下」だった馬の好走率を大きく上回っている。
前走の結果を比較する際は、前走が「500万下」「オープン特別」「重賞」で、上位争いに食い込んでいた馬を高く評価したい。

※前走「500万下」「オープン特別」「重賞」だった馬の着順別成績
 (過去10年)

前走の着順  成  績
4着以内   9-5-6-19
5着以下   0-3-1-39

※前走「500万下」「オープン特別」「重賞」で5着以下だった馬のレース別成績
 (過去10年)

前走レース    成  績
ラジオNIKKEI杯  0-2-1-9
東京スポーツ杯  0-1-0-1
その他のレース  0-0-0-29

◎前走の「末脚」に注目

過去10年の3着以内馬30頭中、7割にあたる21頭は、前走でJRAのレースに出走し、メンバー中「2位以内」の上がり3Fタイム(推定)をマークしていた。
また、過去10年の優勝馬11頭(02年は1着同着)のうち、前走の上がり3Fタイム(推定)順位が3位以下だったのは、06年のジャリスコライトのみである。
前走のレースぶりを比較する際は、出走メンバーよりも速い上がり3Fタイムをマークしていた馬に注目しよう。

※前走上がり3Fタイム順位別成績
 (過去10年)

上り3Fタイム順位  成績
1位       6-5-5-23
2位       4-0-1-15
3位以下     1-4-3-55

◎芝2000mに実績のある馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中、過半数の16頭は、JRAの芝2000mのレースにおいて連対経験のある馬だった。
該当馬は勝率17.4%、連対率26.1%、複勝率34.8%と好走率の面でも優秀だ。
過去の戦績を比較する際は、今回と同じ芝2000mのレースで連対経験のある馬に注目してみたい。

※芝2000mのレースに連対経験の有無別成績
 (過去10年)

     成  績
あり   8-4-4-30
なし   3-5-6-65

◇1月16日(日) 第1回京都6日目11R 第56回日経新春杯(G2) 芝2400m

◎毎年連対馬を送り出す5歳勢

5頭の優勝馬を送り出す「5歳馬」が勝率14.3%、連対率でも31.4%の高数値をマーク、他の世代を圧倒していた。
しかも5歳勢は10年連続で連対馬を送り出しており、今年も5歳馬の出走があれば、ノーマークにはできないだろう。
また、「4歳馬」も3着以内馬10頭を送り出し、3着内率34.5%をマークしている。
「4歳馬」と「5歳馬」は3着内率で「6歳以上」の馬を大きく上回っており、若い世代の好走が目立つ傾向にある。

※年齢別成績
 (過去10年)

馬  齢  成  績
4歳    2-2-6-19
5歳    5-6-3-21
6歳    1-1-1-24
7歳    2-1-0-18
8歳以上  0-0-0-16

◎勝ち馬は上位人気馬から

単勝「1番人気」の優勝馬は04年のシルクフェイマス1頭のみで、3着内率も40.0%にとどまっている。
ただし、「1〜5番人気」馬から優勝馬9頭が送り出されているように、上位人気馬が勝ち切るケースが多い。
しかし、3着以内馬の数では、09年に11番人気で優勝したテイエムプリキュアなど「10番人気以下」から3頭、「6〜9番人気」からも6頭が送り出されており、
ハンデキャップレースらしく波乱含みの傾向にあることは、常に頭に入れておきたい。

※単勝人気別成績

単勝人気   成  績
1番人気   1-2-1-6
2番人気   3-2-0-5
3番人気   1-2-3-4
4番人気   2-1-1-6
5番人気   2-0-0-8
6〜9番人気 0-3-3-34
10番人気以下 1-0-2-35

◎負担重量は重すぎず軽すぎず

連対馬20頭中16頭が「54キロ〜56.5キロ」の範囲だった馬から送り出されていた。
また、「50キロ以下」で連対したのは09年の優勝馬テイエムプリキュア(49キロ)のみ。
「57キロ以上」の馬も、03年2着のコイントス以来近7年間で連対はおろか、3着にも入っていないという不振が続いている。
トップハンデ馬も、3着内率25.0%とその実績に見合った成績を残しているとは言えず、今年もこの傾向は続くのか、注目するのも面白いかもしれない。

※負担重量別成績
 (過去10年)

負担重量    成  績
50K以下    1-0-2-6
51〜53K    0-0-5-25
54〜55K    6-7-1-34
55.5〜56.5K  2-1-2-16
57K以上    1-2-0-17

※トップハンデ馬の成績
 (過去10年)

成  績  1-1-1-9
          
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