【ダービーエクスプレス】 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 この号では朝日杯フューチュリティS(G1)の過去のデータを分析してみました。 今週の重賞・データ分析 ★第62回朝日杯フューチュリティS(G1) ◎単勝人気 過去10年の3着以内馬30頭中、全体の8割にあたる24頭は単勝「5番人気以内」の支持を集めていた。 また、単勝「1番人気」に推された馬の3着内率は90.0%に達している。 一方、単勝「6番人気以下」だった馬は、3着内率5.7%と苦戦していた。 この朝日杯フューチュリティSは、“上位人気馬が強いレース”と言えるだろう。 ちなみに、単勝「1番人気」馬と単勝「2番人気」馬がいずれも連対できなかったのは、2007年の1回だけである。 なお、その2007年も単勝「3番人気」のゴスホークケンが優勝を果たした。 今年も、上位人気馬が優勝争いの中心となりそうだ。 1番人気 2-3-4-1 2番人気 4-2-0-4 3番人気 1-1-0-0 4番人気 1-0-2-7 5番人気 0-2-2-6 6番人気以下 2-2-2-100 ◎前走の条件別成績 過去10年の3着以内馬30頭中、全体の7割以上にあたる22頭は、前走が「重賞」だった。 前走「重賞」組は、3着内率29.7%と好走率の面でも優秀だ。 一方、前走「新馬」組で3着以内に入った馬はゼロで、「未勝利」「地方競馬のレース」だった馬も、3着以内に好走したのはそれぞれ1頭だけである。 また、前走「500万下」・「オープン特別」組の好走率は、前走「重賞」組の好走率を大きく下回っていた。 2歳世代のチャンピオン決定戦と位置付けられているレースだけに、前走も格の高いレースだった馬を重視すべきだろう。 重賞 7-8-7-52 オープン特別 2-0-2-25 500万下 0-1-1-38 新馬 0-0-0-4 未勝利 1-0-0-6 地方競馬 0-1-0-1 ◎前走の距離別成績 前走の距離別成績を見ると、もっとも3着内率が高いのは、前走で「1800m」のレースに出走していた馬だった。 また、前走が「2000m」だった馬は過去10年で4頭しかいないものの、この中から2002年1着のエイシンチャンプが出ている。 一方、前走が「1200m」だった馬の好走例はなく、前走が「1400m」「1600m」だった馬の好走率も、前走が「1800m」「2000m」だった馬の好走率を大きく下回っていた。 1600mのレースではあるが、どちらかと言うと、前走で1800m以上のレースに出走していた“距離短縮組”が優勢だ。 1200m 0-0-0-19 1400m 3-4-3-49 1600m 1-2-4-27 1800m 5-4-3-28 2000m 1-0-0-3 ◎枠番別成績 過去10年の3着以内馬30頭中、全体の7割にあたる21頭は、「1枠〜4枠」の馬だった。 また、「1枠〜4枠」だった馬の好走率は、「5枠〜8枠」だった馬の好走率を大きく上回っている。 外めの枠に入った馬よりも、内めの枠に入った馬を重視すべきレースと言えるだろう。 1枠 3-1-3-12 2枠 3-1-1-14 3枠 1-1-1-17 4枠 2-2-2-14 1〜4枠 9-5-7-57 5枠 0-2-0-17 6枠 1-2-1-16 7枠 0-0-2-18 8枠 0-1-0-18 5〜8枠 1-5-3-69