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2010年12月16日 16時00分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞2
今号では残りの重賞2鞍の有力馬情報をお届けします。


★12月18日(土) 第5回阪神5日目 第5回阪神カップ(G2) 芝1400m

ゴールスキー
前走は準オープンを勝ったばかりの昇級戦でG1、それもレコード決着。
そこで時計差なしの3着、しかも道中で行きたがってのもの。
相当な能力の持ち主だ。
当然、相手関係はウンと楽になるし、1F短縮も間違いなくプラス、阪神も結果を出しているコース。
いいこと尽くめ。中間も順調そのもの。順当に勝機。

キンシャサノキセキ
押しも押されもせぬG1馬。
G1・2着も3回ある。
勿論、ここでも地力上位。
マイルの前走は行きたがって力を出せなかったが、1400mでは昨年G2・2勝、うち1勝がこのレース。
この馬にも距離短縮は大きなプラス材料。
少なくとも、前走のようなことはないはずだ。
前走後はここを目標に調整され、高いレベルでデキを維持。見直しが必要。

リビアーモ
展開の味方もあったが、前走は4角15番手から追い込んで、ゴール前では完全に抜け出す上々の勝ちっぷり。
前々走の府中牝馬Sも先行馬が上位を占める中、差して0.3秒差。
発馬がちょっと不安定だが、それを補えるだけの決め手があるし、短めの距離も合っていそう。
前走後も元気一杯。相手は揃うが、魅力たっぷり。

リーチザクラウン
ダービー2着、菊花賞5着の実績馬で、前々走のマイラーズCではマイルの一線級を相手に完勝。
力上位の一頭だ。
1週前の坂路で半マイル51.6秒の好時計をマーク。
仕上がりは良さそう。
約半年ぶりで、デビュー以来、最短の距離と課題は多いが、地力でアッサリとカバーしても不思議ない。

サンカルロ
昨年のここでキンシャサノキセキから0.2秒差の2着。
3走前のスプリンターズSでは直線半ばで不利を受けながらもキンシャサとは0.1秒差。
力差はない。
ダートの前走は参考外だし、前々走は普段より積極的に前々で運んだ分、伸びを欠いたもの。
芝で、本来の終いに賭ける形なら違うはず。

ビービーガルダン
前走は内で包まれて力を出せなかった。
度外視できる。
G1で何度も勝ち負けしてきた実力馬だし、1400mも、この阪神で昨春重賞勝ち。
力を出せる条件だ。
前走から少し間隔は開いたが、しっかり乗り込んで徐々に良化気配。
巻き返しに注意。

その他
定量57kgで、実績ある芝1400mに戻れば見直せそうなのがスズカコーズウェイ。
1400mの京王杯SCでスズカコーズウェイに先着しているアーバニティ。


★12月19日(日) 第3回小倉6日目 第48回愛知杯(G3) 芝2000m

セラフィックロンプ
前々走では4カ月ぶりで馬体に余裕があり万全と思えなかったが、絶好の位置から勝ち馬を見ながらの競馬でうまく流れに乗り、よく伸びてきた。
1/2差2着はまさに地力強化を感じさせている。
エリザベス女王杯はさすがに相手が強く、決め手に差があったが、それでも7着とそう崩れてはいない。
今度は平坦小回りの距離2000m、最も得意とする条件。

ヒカルアマランサス
京都牝馬Sを勝っているし、ヴィクトリアMではブエナビスタとクビ差の接戦、2着と健闘した。
エリザベス女王杯は控えて直線勝負の形、上がり3F34.6秒。
スノーフェアリー、メイショウベルーガに続くラップで伸びて5着確保。
ジックリ構える形の作戦なら距離に問題はなさそう。
決め手勝負なら突き抜ける可能性もあろう。

テイエムオーロラ
府中牝馬Sではスピードの違いで押し切り、1/2差でセラフィックロンプの追撃を振り切った。
精神面での成長が大きく、距離に融通が利くようになった。
マーメイドSの2000mではブライティアパルス、セラフィックロンプのクビ、13/4差3着で折り合いもついていたから、逃げなくとも大丈夫のようだ。
それでも距離の適性は女王杯を回避してマイルCSに挑戦したように1600m〜1800mが合っているのは確か。
平坦小回りの小倉でより先行力が生かされるなら心配無用だが。

ブライティアパルス
マーメイドSではセラフィックロンプ、テイエムオーロラを斥けている。
エリザベス女王杯はレース前からテンションが高く、スタンド前から力んでいたとか、難しさが出たようだ。
それでも結果はセラフィックロンプとクビ差で8着に入線している。
府中牝馬Sでは外枠で前に壁を作れず、3角下りからハミを噛んでしまい直線息保たずに完敗。
いつも折り合いがスムーズならの条件つき、気難しさが伴っているよう。

コスモネモシン
前走が折り合いに専念して位置取りが後方過ぎた。
直線よく伸びて4着に入線しており、もっと積極的に動けると小倉では大駆けまでありうる。

イタリアンレッド
内目の馬場が緩くなっていたところが影響したか完敗を喫した。
しかし、今度は得意コース、良馬場なら巻き返し必至。
          
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