稼げる馬券は単勝転がしです。
先週の単勝転がしの結果ですが、先週は単勝転がしに4度挑戦し1度成功しました。
先週の単勝転がし成功結果
5/11 京都9R→京都12R
→【931%】回収
先週は2番人気までのみで成功となりましたが十分な回収となりました。
これが単勝転がしです。
少しでも単勝転がしの可能性に気付いてもらえたらなと思います。
今週も単勝転がしを成功させたいと思います。
先週は単勝を的中させる簡単なポイントをお伝えしましたが、今週は単勝で買いたくないタイプについてお伝えしたいと思います。
【善戦マンは単勝向きではない】
競走馬の中には不思議なくらい2着や3着を繰り返すタイプがいます。
賞金を稼いでくれるため、馬主や厩舎にとってはありがたい存在かもしれませんが、「今度こそは・・・」と思って、単勝馬券を買い続けている人にとっては、非常に厄介な存在です。
たとえば、同じ2勝クラス条件に出走する馬の中で、
出走馬A【2.3.4.5】
出走馬B【2.0.1.11】
(数字は、1着の数、2着の数、3着の数、4着以下の数)
という競争成績を持つ2頭の馬がいたとします。
この2頭の馬は、ともに14回レースに出走し、ともに2勝をあげています。
つまり、競争成績おける勝率は2頭とも同じだということです。
しかし、このような2頭の競争成績の場合、単勝オッズとして上位人気に支持されるのは、ほとんどの場合「競走馬A」です。
なぜならば、「競走馬A」の方が馬券対象になった回数が多いからです。
確かに、着順の成績だけを参考にすれば、出走馬Aの方が能力は高いと考えるのは当然でしょう。
しかし、この競争成績を見る限り、競走馬Aは高い能力を持ちながらも、勝ち切ることが出来ないのです。
つまり勝ち切るための何かが足りないのです。
競走馬Aのようなタイプは、馬券対象になる可能性は高いと考えることができるでしょう。
しかし勝利数よりも2着、3着が多い競争成績からは、単勝馬券で買いたい馬と判断することはできません。
しかも競走馬Aのようなタイプは勝ち切れないにもかかわらず、近走の成績がよいという理由だけで、単勝1番人気に支持されたりします。
2着や3着になるリスクと、1着になった場合のリターンのバランスを考えた場合、単勝1番人気では、よほどの理由がない限り私は競走馬Aの単勝馬券を買いたいとは思えません。
善戦する馬は単勝馬券としての旨みはありません。
出走馬Bのようなタイプの方が、人気になりにくい分、買いの理由さえあれば、リスクとリターンの面から単勝馬券の候補としては適しているといえるでしょう。
【なぜ追い込み馬は単勝で狙いづらいのか?】
基本的に競馬は後ろにいる馬より前にいる馬の方が圧倒的に有利です。
なぜなら、後ろにいる馬が前の馬を追い越すためには、進路を変えたり、馬群の外を回るなど、コースロスが大きくなるからです。
また後ろにいる馬は、自分でペースを作ることができません。
つまり馬群の後ろにいる馬は前の馬が作るペースや展開によって、競争成績の大きな影響を受けるということです。
最後方からの一気の追い込みは見ている人に大きなインパクトを与えます。
ものすごい末脚で追い込んできたものの、わずかに届かず2着となれば、そのインパクトの大きさからも、そのレースを見ていた競馬ファンは、次走もあの末脚で、今度こそは差し切ってくれるだろうと考えても不思議はないでしょう。
しかしインパクトのある末脚は、逃げ馬がやりあった結果生まれたハイペースによる恩恵があったかもしれません。
馬場の内側が荒れ、追い込みが決まりやすい外差し馬場の恩恵があったかもしれません。
つまり同じような環境が整わなければ、追い込み馬が再び同じようなパフォーマンスができる可能性は低くなるということです。
勝ち切ることができる追い込み馬は、見ている人に大きなインパクトを与えた時に勝てる馬です。
環境が整ったにもかかわらず、勝ち切ることができない馬は、環境が整わなければ、鋭い末脚を繰り出したとしても、掲示板に載るのがやっとでしょう。
あらかじめペースや展開を考慮して競馬予想をすることができなければ、展開に左右される追い込み馬は、単勝馬券を買いたくありません。
【逃げ馬の回収率を向上させる方法】
自分でレースのペースを作ることができる逃げ馬ですが、圧倒的な1番人気の場合には、他の馬から過剰にマークされる危険性があります。
他の馬から過剰にマークされるということは、レースにおける目標とされ、勝ちを意識したジョッキーによって、早目に競り掛けられ、潰される可能性が高いということです。
どれだけ能力の高い逃げ馬でも、同じ脚質の馬に競り掛けられたり、自分のペースで逃げることができなければ、勝ち切る可能性は低くなります。
どれだけ能力の高い逃げ馬でも、道中ペースを落とし、うまく息を入れることができなければ、最後の直線で失速する可能性が高くなります。
つまり、逃げ馬が勝つか負けるかは、他の馬の動きに、大きな影響を受けるということです。
人気のある逃げ馬は、マークがきつくなります。
人気のない逃げ馬は、マークが軽くなります。
前走逃げ切り勝ちした馬が、次走圧倒的な1番人気になった時、リスクとリターンを考慮すると、単勝馬券を買うべきではないと私は思います。
【単勝の買い方がうまくなる方法】
これまで、単勝で買いたくない例を紹介してきましたが、たったこれだけのことを考えるだけでも、ずいぶん無駄な単勝馬券を買わなくて済みます。
無駄な単勝馬券を買わなくて済むということは、ハズれる可能性の高い馬券を買わなくなるということです。
ハズれる可能性の高い馬券を買わなくなるというこということは、あなたの競馬予想における、馬券的中率や馬券回収率が向上し、競馬で勝つ可能性が今まで以上に高まるということです。
無駄な馬券を買わずに済ませるためには、単勝馬券について知識を深めることが必要不可欠です。
そして知識を深めれば深めるほど、あなたにはあなたの視点による、あなた独自の単勝馬券の買い方に関するアイディアが生まれるはずです。
単勝転がしの可能性に気付いて頂けたら有り難いです。