メルマガ読者の皆様、いつもありがとうございます。 勝負レースを厳選する。 今日は競走馬の能力比較を見極める1つのポイントをお伝えしたいと思います。 その前にまずは先週の提供結果からですね。 先週の提供結果 4戦2勝 アクアマリンS 8,670円 金鯱賞 1,840円 《回収率263%》 先週は2本的中することができました。 今週もしっかりと厳選したレースの予想をお届けしたいと思います。 では競走馬の能力比較を見極める1つのポイントをお伝えします。 ご存じの方も多いかと思いますが、上がり3ハロンのタイムは、競馬場によって違ってきます。 それは直線にある坂や、芝の重さ、4コーナーのカーブのキツさなどコースによって様々だからです。 ざっくりと特徴を書いてみると、 札幌(芝重い) 函館(芝重い、カーブ急) 福島(芝重い、カーブ急) 新潟(※カーブ急) 東京(坂あり) 中山(坂あり) 中京(カーブ急、坂あり) 京都 阪神(坂あり) 小倉(カーブ急) という感じです。 上がり3ハロンのタイムが遅くなる要素を2つ持っている競馬場が、函館、福島、中京。 反対に遅くなる要素を持っていないのが京都です。 そして新潟はカーブが急ですが、外回りの直線が659mもあるので、上がり3ハロン(600m)はすべて直線です。 当然、上がり3ハロンのタイムは速くなります。 これを踏まえて、感覚的に速いタイムだと分かる上がり32秒9以下のタイムを出した馬の数を、少し前のデータですが競馬場別(芝のみ)にカウントしてみました。 ※ちなみに新潟千直は除いています。 札幌 0 函館 0 福島 0 新潟 139 東京 64 中山 15 中京 8 京都 77 阪神 36 小倉 2 いかがですか? タイムの出やすい新潟と京都が抜けています。 続いて東京も多いですが、東京競馬場はだらだら坂があっても直線が長い。 直線は525mあるので、上がり3ハロン(600m)はほぼ直線と言えます。 反対に函館、福島、中京は少ないですし、重い洋芝の札幌、カーブが急な小倉も少なくなっています。 これは競馬場の特徴もあると思いますが、G1で勝ち負けするような一線級の強い馬が走らないので、タイムが出ないということも考えられます。 ではまとめましょう。 ◆速い上がりを使った馬の価値 超価値がある→札幌、函館、福島、中京、小倉 まあまあ→中山、阪神 まあ普通かな→新潟、東京、京都 予想をする際に、前走の上がりが33秒3でこりゃスゴイ!と思っても、それが新潟競馬場でマークしたものなら、鵜呑みは禁物。 ということです。 競走馬の能力比較に使えると思うので、ぜひ参考にしてみてください。