常勝3連単予想 まずは先週の結果です。 先週の結果 4戦2勝 小倉城S 29,140円 大島特別 12,200円 回収率287% 先週は2本の的中で勝つ事ができました。 今週も頑張ります! 今日は競馬の馬券上手な人について話したいと思います。 私の経験から言うと、馬券上手で良く勝つ人ほどケンが上手いんですよね。 ケンとは「見」と書いて、馬券を買わずレースを見送る事です。 馬券が上手な人は何が上手いって負け方が上手です。 そして、馬券が下手な人は負け方が下手な人が多いんですよね。 馬券上手な人は調子の悪い時にサッと退きます。 引き際をわきまえているので傷口をイタズラに広げる事はありません。 何レースも続けてハズレて、競馬を全く楽しまずに、ダラダラと馬券を買い続けた事、私は何度もあります。 そういう時、いつもならとれていた馬券を逃したり、いつもなら難しいからと見送るようなレースにも手を出したり、ロクな結果にはならないはずです。 症状をこじらせると、買うと外れまくるのに、どうせ当たらないからと買わなかったレースだけが当たったり、締め切りに間に合わなかったレースだけ当たったりします。 また日を改めて、ツイてる日に取り返せば良いだけなのですが、欲に負けて、それほど自信があるわけでは無いのに大金勝負して負けてしまい、さらに熱くなって傷を広げてしまうこともあると思います。 馬券上手な人はいつも自分が思うより若干少なめの金額を張ります。 それなら外れてもアツくなりません。 競馬は普通ならハズレる事の方が多い競技です。 ならば外れ方を極める事が馬券上達の近道になるのも当然の話なのです。 100円負けた時と、1万円負けた時では、やはり誰でも1万円負けた時の方がムカツキますし、負けた後に100円取り返すのと、1万円取り返すのとでは1万円取り返す方が難しいですよね。 例えば、野球は毎回毎回攻守が交代しますが、守る時に絶対に点をとられなければ、こちらが勝てなくても少なくとも負ける事はありません。 競馬も同じ、勝とう勝とうと思うより、まず負けない事。 それが競馬で勝つ第一歩なのです。 負けなければ勝ちなのです。 競馬で大損する人って、負けを取り返すために、大きな賭け金をぶち込んで、さらに傷口を拡げているパターンが結構多いんですよ。 で、重要なのはその人が大きな賭け金を放り込むに至ったプロセスの方なんですよね。 なぜ、その人は大きな賭け金で勝負しなければならなかったのでしょうか? それは負けを取り戻す為です。 馬券成績がプラスマイナスゼロの人がある日突然、いきなり何十万円とか、100万円とかの馬券を買うでしょうか? 元々の所得が普通より多い人で、何十万、何百万の馬券を買うのが収入に見合っている人なら話は別ですが、そうではなく普通のサラリーマンなどの年収で何十万何百万の馬券はなかなか買えないはずです。 買おうと思って買っていると言うよりは、今までの損を取り返したくて厚めに張っていると言うのが正しいのではないでしょうか? しかし、勝負とは無情なもの、「負けられない!」と肩に力が入れば入るほど馬券はスルリと外れるものです。 こういうことから、大負けする人の特徴がわかります。 馬券で結構負けている、その負けが許容できないでいると言う事です。 つまり負けても屁とも思わない人は負けを取り返す為に無茶をしません。 また、競馬で儲けている人も負けが無いので無茶な馬券を買いません。 負けて熱くなる、負けてムキになる、そういう人が大損をしやすいのです。 実に当たり前の話ではあるのですが、出来てない人があまりに多いので、馬券でプラスになる為の2パターンを書きたいと思います。 競馬で馬券の収支を改善しようと思ったら、次の2パターンのどちらかか、もしくは両方を実践すれば良いだけです。 的中回数や的中時の払い戻し額を増やす 不的中回数や不的中時の損失額を減らす メカニズムはシンプルですよね? そして、これを一番簡単に実践できる方法は「わからないレースはやらない」これに尽きるわけです。 1パターン目の的中回数や払い戻し額を増やそうと思ったら、的中そのものを増やしたり、的中する時に大きな金額を賭けていなければなりません。 しかし、どこで馬券が当たるかはなかなか判別がつくものではありませんし、そもそも当てる気で予想をするわけですから、予想が一旦終ってしまえば当たる気満々になってしまうのが競馬ファンの性と言うものです。 なので、「わからないレースはやらない」、過去の自分の買ったレースの履歴を調べて、どんな場合に自分はハズレやすいかを把握しておくと馬券の成績はグンと良くなります。 例えば、「自分の馬券回収率は75%だけど、ハンデ戦に限ると35%しかないぞ」みたいな、そういうデータがみつかったとしたら、ハンデ戦をパスするだけであなたの馬券回収率はアップするわけです。 馬券で儲けるまではいかなくても、損失を減らし、同じ資金量で長く遊べるようになる事は間違いありません。 そして、それを究極まで突き詰めていけば、その延長線上に競馬で勝ち続けることに辿り着くと言う事です。 未勝利戦や条件戦などと違い、各路線のトップクラスが集う重賞は娯楽としては非常に魅力的なのは競馬ファンなら誰しも感じていることと思います。 当然、騎手や調教師達も、連戦連敗の馬が出る未勝利戦よりも、やっと重賞出走まで駒を進めてのレースの方が熱が入るのは確かです。 なので競馬に詳しい人の中には、初心者はG1などの大きいレースだけに参加するようアドバイスする人もいます。 しかし、あえて私はその逆をおすすめしたいと思います。 重賞やG1なんか買うんじゃないと。 もちろん、レースの見ごたえ、観客の盛り上がりなど重賞競走は素晴らしいです。 しかし、あえてそのレースを買わないで欲しいのです。 なぜか? 当然の事ですが、G1や重賞競走に参加するかどうか、高額馬券を買うかどうか、それは全てファンの方に選択権が本来あるはずです。 そして、未勝利戦で当てた3倍の馬券も、G1で当てた3倍の馬券も、いずれも賭け金を3倍にする力しか無いのです。 G1で当てたから3倍の馬券が6倍に増やしてもらえるわけではありません。 ただ単に仲間内の競馬談義で「俺はG1を当てた」と自慢できる程度の付加価値しか無いのです。 しかし、多くの競馬ファンはGIや重賞競走だと聞くと、自信があろうがなかろうがとりあえず参加しているのが現状ではないでしょうか? それが主催者にとって思う壺なのです。 レースに参加するかどうかは自分自身で考えて決める、条件反射的に馬券を買わない。 これができるかどうかが勝ち組への第一歩だと思います。 馬券を買わされているのか、買っているのか、買ってあげているのか、微妙な違いですが、そこに馬券師としての意識の高さが見え隠れしているわけです。