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4月22日（土曜）※会員様公開予定
〇福島11R　福島牝馬S（☆強力惑星馬）

「福島競馬場の芝コース」というと、多くの競馬ファンが抱く先入観がある。
すぐに荒れて時計がかかる馬場になるとか、開催後半には馬場の内側が荒れて外差しが決まりやすい、というイメージを持つ人も多いに違いない。
こうしたイメージが出来てしまうのは、福島競馬の開催時期とも関係しているのかもしれない。
「春」と言ってもまだ気温が低く、芝コースの生育状態が良くない1回福島競馬。
「夏」と言うより、「梅雨」の時期の開催と呼ぶべき時期に行われる2回福島競馬。
そして、徐々に冷え込みが厳しくなる時期に行われる3回福島競馬。
芝コースには厳しい気象条件下で開催されることが多い競馬場だ、と言っていいだろう。
だが、その福島の芝コースに「異変」が起きている。
16日（日）の福島11Ｒ福島民報杯は、芝2000メートルで1分58秒5という決着。オープン特別ではあるが、「高速馬場」と呼ぶべき状態である。
レースも勝ち馬は2～3番手のポジションから4コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切るという「高速馬場」だからこその結果となった。
毎週金曜日に福島競馬場の馬場造園課から発表される馬場状態を見ても、例年の福島よりも時計が出る馬場になっていることは明白である。
22日（土）の福島牝馬Sも、例年とは馬場状態が異なる点を意識して予想すべきではないだろうか？
この「高速馬場」で狙うべき馬は、「逃げ・先行馬」である。
前述の福島民報杯も1000メートル通過は58秒1というハイペースだったが、それでも前でレースを進めた馬が勝利した。
ゲートから1コーナーまでの距離が短くなる芝1800メートル戦ではさらに「前」を意識しなければならない。
ならば、何が何でもハナに立ちたいあの馬ではないだろうか？
休養明けの前走も逃げて4着。叩き2戦目で高速馬場の福島というのは、絶好の条件と考えていいだろう。
今年は前走でオープンクラスを勝っている馬がいない。ならば、この馬のスピードに要注意ではないだろうか？
狙うなら、今回であることは言うまでもない。

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