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7月16日（日曜）※会員様公開予定
〇函館11R　函館記念（☆強力惑星馬）

函館記念の登録馬を見て、あることに気がついた人は多いのではないか？
それは、「レース間隔が空いている馬が多い」点である。前走から２～３か月ほど空いている馬も少なくない。
調教技術が進歩し「外厩における調教施設が充実している」ことを考えると、それほど特筆すべき話ではない、と言う人もいるかもしれない。
だが、「出走馬の多くが滞在競馬となる函館開催」だけに、軽く考えない方がいい。
輸送がないだけに、少々レース間隔を詰めて使っても馬への負担は普段よりも少ない。特にこの函館記念では既に一度、函館で出走している馬もいる。
「レースに勝る調教はない！」、という点をよく考えるべきではないか？
となると、「やはり昨年の2歳チャンピオンか・・・。」と思われるかもしれない。確かに、あの馬を軽視すべきではないだろう。
だがもっと怖い馬がいる。その馬は昨年のＧ２戦で着順以上に高い評価が出来る。Ｇ３のここなら面白い存在だと言っていい。
だが恐らく、単勝1桁台の人気にはならない。何故なら、その後の戦績が全く冴えないのだ。
だが、Ｇ２で好走した後の戦績を見ると「あることに気が付く」筈だ。常にレース間隔が空いているのだ。
コンスタントに使うことが出来ず、常に休養明けで走っているような状態である。脚元の不安か？それとも、体質の問題なのか？
そんな馬が函館で使われてから、函館記念に挑むという。ここ最近ではこんなに順調に使えるなどということはなかった筈だ。
この順調さと滞在競馬は、この馬にとって、大きなプラス材料と言えるのではないか？しかもその函館での前走も勝ち馬との差はそれほど大きなものではない。
順調に使うことが出来る強みを活かすことが出来れば、思わぬチャンスが舞い込んでくるかもしれない。
こういう形で出走する馬を狙うことができるのは、夏の函館と札幌だけである。恐らく本州の競馬場で、同様の戦術を取るのは不可能に違いない。
この馬で夏場限定の大勝負に挑んでみることを是非ともオススメしたい。函館記念でいい夏の思い出を作ろうではないか！！

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