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10月29日（日曜）※会員様公開予定
〇東京11R　天皇賞・秋（☆強力惑星馬）

菊花賞を制したあの馬だが、過去の戦績を紐解くと春には今回の菊花賞で対戦したメンバーの中に、先着を許した馬が存在することに気づく。
レース前、専門紙やスポーツ紙の中には「この馬が本格化するのはまだ先だから」という、厩舎のコメントを掲載したところもあった。
競走馬は、ある程度の年齢までは「成長し続ける生き物」だ。3歳で完成してしまう馬もいるだろう。だが、中には5歳になって本格化する馬もいる。
そんな遅咲きの馬にとって、本格化する以前の戦績は参考外としなければ、馬券検討ができないケースも存在する。
例えば、天皇賞・秋が行われる東京競馬場の芝コースの戦績が「０・０・０・３」と競馬専門紙に書かれていたとしよう。
しかし、その3戦が「本格化する以前のもの」であれば、そのデータは全く何の役にも立たない。
天皇賞・秋の登録馬の中に、そんな馬がいる。東京競馬場の芝コースでは、まだ一度も馬券圏内に入ったことがない。
このデータを見て、「府中の馬場は合わないから消し」と判断する人もいるだろう。
だが待って欲しい。この馬が「過去に府中で走ったのは本格化する前の話」ではないのか？
よく見ると、本格化以前に東京でのＧ１に出走して惨敗したり、「明らかに距離不足」と思われるレースに出走していたり、という形でのレースばかりだ。
恐らく、府中での実績からそれほど人気にはならないだろう。ならば、穴党ならこう考えるべきではないだろうか？
「本格化する前の戦績を理由に人気にならないのであれば、逆に買いではないだろうか！？」
さらに戦績をよく見ると、府中と同じ左回りで、直線に坂がある中京競馬場では実績を残しているのだ。
中京で好成績を残すことができる「今なら、府中でも通用する」という考え方もあるのではないだろうか？
本格化する以前であれば、凡走しても不思議はない府中の芝コースだが、今なら勝ち負けできるかもしれない。
恐らく、多くのファンが「忘れてしまっている視点」であるに違いない。
この天皇賞・秋で好走した後では人気になってしまい、馬券としての妙味は薄い。
この馬の馬券を買うなら、人気のない今回こそが絶好のチャンスではないだろうか？
今年も好メンバーが揃ったが、「だからこそ買いである」という点を強調しておきたい！！

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