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2017年09月27日 18時35分 発行
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10月1日(日曜)※会員様公開予定
〇中山11R スプリンターズS(☆強力惑星馬)

芝からダートへ。ダートから芝へ。短距離戦から中・長距離戦へ、中・長距離戦から短距離戦へ。
その馬の陣営が路線変更を決断した時、2戦続けて結果が伴わなければ「この路線には適性がない」と判断して、元の路線に戻すのが普通だろう。
しかも、路線変更後の初戦より2戦目の方が内容が悪くなっているのだとすれば、「諦めるのが当然」という人もいるに違いない。
だが、路線変更後2戦続けて結果を残すことができなかったのに、しかも2戦目の方が内容が悪かったというのに、それでも同じ路線に挑む馬がいる。
しかも「G1レースに登録してきた」というのだから驚きだ。今年のスプリンターズSには、そんな馬の名前がある。
何故、全く結果が出ていないのに、「芝・短距離路線」にこだわるのか?
それは、陣営が「この馬には芝・短距離路線への適性があると信じている」、ということに違い無い。
惨敗に終わった2戦だが、陣営はきっとその走りに可能性を見出しているのかもしれない。
走法なのか?血統なのか?それとも鞍上の進言なのか?いずれにしても、「陣営は適性がない」とは思っていない。
そもそも秋は、この馬が以前に得意としていた路線のレース体系も充実している。
当時の実績だけを考えれば、「元に戻す」という判断の方が実は正解かもしれない。
それなのに、変更の路線でのG1に登録して来るのだから、きっと何らかの「確信」があるに違いない。
前走時、この馬に本命を打った専門紙のトラックマンがいた。路線を変えた2走前に可能性を感じたという。
トレセンでこの馬を見続ける人々の中にも、「この路線変更は間違いではない」と信じて疑わない人がいるのだ。
穴党ファンの我々が安易に見限る訳にはいかない。
単勝人気順では、恐らく下から数えた方が早いだろう。もしかすると、最低人気の可能性もある。
勝てば、「単勝万馬券」まで期待できるかもしれない。穴党なら、そんな可能性を信じて、押さえて見ることをオススメしたい。

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 発行責任者:國分慶一郎
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