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2017年07月19日 21時35分 発行
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7月23日(日曜)※会員様公開予定
〇函館11R 函館2歳S(☆強力惑星馬)

4月にデビューした道営馬は4戦しているが、他はキャリアが1~2戦という函館2歳S。
馬券を買うにあたり、これまでの「走破タイム」を基準にしようと考えている人も多いだろう。
そんな人に注意して欲しいことがある。「函館での時計に関する話」である。
今年の函館開催は、開幕週に芝コースでコースレコードが次々と塗り替えられる高速決着となり、話題となった。
函館スプリントSの勝ちタイムは芝1200メートルで1分6秒8。「洋芝で時計がかかる」という、函館競馬場の常識は完全に覆された。
さすがにJRAも「これは速すぎる」と思ったのか、翌週以降はそれほどの高速馬場ではなくなった。
「函館2歳S」の走破タイムを比較する際には、この点を考慮する必要がある。
何も考えずに見ると、開幕週の新馬戦を勝った馬のタイムに注目したくなるだろうか。
だが、前述した通り、開幕週の芝コースが時計が出やすい馬場だったことを考えると、この勝ち馬を本命と考えると痛い目に遭う。
「過大評価となる結果に終わる可能性は高い」、と考えるべきだろう。
注目すべきは、その翌週以降の新馬戦を勝利した馬である。その中に、開幕週に勝った馬より僅かに遅いタイムで勝利した馬がいる。
「馬場差」を考えると、この馬の走破タイムは高く評価されるべきではないだろうか?
開幕週に使っていれば、もっと速いタイムで勝っていた可能性が高い。
それほど目立つ血統ではないだけに、あまり人気はないだろう。だが、血統で馬券を買う人も、この馬の血統には注意すべきではないだろうか?
母の父はアメリカのケンタッキーダービーを制している。オーナーが日本でもダービーを制した、あの日本人なので、覚えている人も多いだろう。
地力のある母系だけに、2戦目でさらなる上積みがあるようだと、実は怖い存在となるかもしれない。
比較が難しいメンバーだけに、気になる馬が見つかったら、その馬から手広く買うという馬券戦術になる。
このような馬を軸にして流すと、人気馬が相手でも、なかなかの高配当が期待出来そうだ!!競馬専門紙の印を無視して狙うべきだろう。

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