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2017年03月08日 21時35分 発行
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3月11日(土曜)※会員様公開予定
〇中京11R 金鯱賞(☆強力惑星馬)

今年からG1に格上げとなる大阪杯が近づいてきた。
大阪杯のG1昇格については、未だにインターネット上で様々な議論がある。
賛否両論あるが、「大阪杯がG1になったことが間違いなくプラス材料」になると思われる馬たちがいる。
「2000メートル前後の距離を得意とする中距離馬たち」である。
昨年まではこうした馬たちにとっての目標は、「宝塚記念」しかなかった。しかし、宝塚記念が行われるのは6月下旬。
「春シーズンの終わり」というよりも、「夏の始まり」といった方が適切だろう。コンディション管理が難しくなる季節である。
加えて、その宝塚記念までのステップとなるレースをどう選択するのか?に悩んでいた陣営も少なくなかった。
3200メートルの天皇賞・春では距離が長過ぎる。だがマイル戦の安田記念では、逆に距離不足。牝馬限定のVマイルでも同様だろう。
ドバイや香港・オーストラリアに遠征するという選択肢もあるが、コストやリスクを考えると、容易に踏み切れるものでもない。
そんな馬たちにとって、2000メートルの大阪杯がG1になる、というのは朗報であるに違いない。
その大阪杯のG1昇格に合わせて、昨年までは有馬記念の前哨戦だった金鯱賞も実施時期が3月に変更となった。
これからは大阪杯の前哨戦となる。その大阪杯の前哨戦、金鯱賞に大阪杯の日程変更がプラス材料だと思われる馬がいる。
デビュー前からその素質を高く評価されていたその馬だが、ベストの条件はマイル戦でも長距離でもなく、この中距離だ。
だがマイル戦を使わざるを得なかったり、 2400メートル戦への出走を余儀なくされたりと、なかなか適した条件で戦うことが出来ずにいる。
そんな苦闘の結果から、今回は人気を落とすに違いない。だが、2000メートル戦なら評価を下げる訳にはいかない。
ようやく巡ってきたチャンスに、陣営も気合いが入っていることだろう。
この馬は大阪杯では必ず人気になるに違いない。狙うべきは当然、本番前の今回だ!!
この馬で美味しい想いをしたいのであれば、この金鯱賞で勝負するしかない、と言っても過言ではないだろう。

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